きちんとした予算の計画を立ておく

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方, 指標の改善 タグ: , パーマリンク

リスティング広告は広告の配信結果や成果の部分まで、結果を全て数値として計測する事が出来ます。

その出てきた数値をきちんと分析し、適宜改善をしていく事でより費用対効果を高めていく事が出来ますし、きちんとした計画のもと、運用をおこなっていく事が出来れば、毎月、安定した集客にも繋がります。

この”安定した集客”をしていくために必要なことは多々あると思いますが、その中に「予算の計画をきちんと立てる」というものも含まれると思います。

「予算」と一言で言っても色々とありますが、例えば、リスティング広告の運用をおこなっていき、ある程度結果を出せてくるようになると、「予算内でもっとコンバージョンを獲得したいな」とか、「もっと1件あたりの獲得コストを下げたいな」と欲が出てきます。

予算内でより多くのコンバージョンを獲得する事は、目指すべき部分だと思いますし、広告主として広告費を支払っている以上、1件あたりの獲得コストを出来るだけ抑えたいというのも、気持ちとしてはもちろんわかるのですが、その部分を「あまり厳しい条件」にしてしまうと、逆に悪い方向へ向かってしまうケースがあります。

例えば、当初の目標1件あたりの獲得コストをクリアしたため、新たに、さらに低い数値に目標を修正したとします。

1件あたりの獲得コストに余裕があるのであれば、新しい切り口を考えだし、それが有効かどうか、費用対効果が合うかどうか試してみる、などという事も出来ますが、1件あたりの獲得コストの目標値を下げられてしまうと、新たな施策を試している余裕が無くなり、現在のキャンペーンやキーワードの中で、費用対効果を改善するようになってしまいます。

そうすると、先細りになってしまい、結果として今までうまくいっていたものまでうまくいかなくなってしまう、なんてことにもなりかねません。

もちろん先ほども書いたように、1件あたりの獲得コストを下げていく事は広告主にとって非常に大切なことなので、その結果広告費を削減できるならば、その分利益も上がる計算にはなります。

ですが、あまり厳しい数値を1件あたりの獲得コストとして設定してしまうことで、それが逆効果になってしまったのであれば、意味がありませんよね。

まず、リスティング広告を導入する際に、目標1件あたりの獲得コストを決めると思いますがこのとき、「○○円くらいで」とテキトーに決めるのではなく、「1件成約になると、大体○○円くらいの利益が出るから、△△円で」と、きちんと理論を持って決めていく、仮にリピートが見込める商品やサービスであれば、そのリピート分の利益も含めて適正な目標値を最初の段階できちんと決めていれば、このような過剰なCPA抑制には繋がらないのかなと思います。

1件あたりの獲得コストは低いほどいい、それは皆さんが共通して持っている認識だと思いますし、私もそう思います。

ですが、1件あたりの獲得コストを下げることで、犠牲となる部分が出てきて、その結果、”現在運用しているリスティング広告全体に悪影響が出る恐れもあるんだ”ということも忘れてはいけないのだと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

獲得コストを下げるにはどうすればいいの?
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