数字を追う前に、検索した人の「感情」を想像することから始める広告設計

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

監修者情報

株式会社アイエムシー
取締役 Web広告事業 SEMコンサルタント
大塚 雅智(おおつか まさとも)

弊社リスティング広告運用サービスは専任担当制となっていますので打ち合わせから効果測定、実際の改善作業などすべて、私がおこないます。
「誰にでもわかりやすく」をモットーとし難しい言葉や専門用語は極力使わずに、わからないことはわかるまで丁寧に説明しますので、ウェブに自信がないという方でも安心してご相談ください。
対面でのご相談、出張も無料ですので、まずはお会いして現状の課題やその解決策についてざっくばらんにお話ししましょう。

・保有資格
一般社団法人 ウェブ解析士協会(WACA)認定 上級ウェブ解析士
ヤフーリスティング広告プロフェッショナル
AdWords認定Individual

広告運用の相談を受けていると、クリック率やコンバージョン率といった数字の話から入る方がほとんどです。もちろん数字は大切ですが、私が運用を組み立てるときに最初に考えるのは、実は数字ではありません。「この言葉で検索した人は、今どんな気持ちだろうか」ということです。

今日は、数字を追う前に立ち止まって考えたい「検索した人の感情」という視点についてお話しします。

この記事で身につく内容

  • 検索キーワードの裏にある感情を読み解く視点
  • 感情を無視した広告文が刺さらない理由
  • 感情起点で広告を設計する具体的な進め方

同じキーワードでも、検索した人の感情は一つではない

例えば「引っ越し 見積もり」というキーワード一つとっても、検索している人の状態はさまざまです。急な転勤で焦っている人もいれば、時間をかけてじっくり比較したい人もいます。同じキーワードに対して同じ広告文を出していては、それぞれの感情に寄り添うことができません。

感情を無視した広告文は「正しいのに刺さらない」

広告文の中には、情報として正しくても、まったく心を動かさないものがあります。料金やスペックだけを並べた広告文がその典型です。特に緊急性の高い検索をしている人に対しては、安心感やスピード感を伝える一言があるかないかで、クリック後の反応が大きく変わります。

私が担当した緊急性の高い業種のクライアントでは、広告文に「即日対応可能」という一文を加えただけで、クリック率だけでなくコンバージョン率まで改善したことがありました。これは数字上のテクニックというより、検索した人の不安に応えた結果だと捉えています。

では、感情はどうやって広告設計に落とし込めばいいのか?

実践的な方法としては、キーワードごとに「検索した人が今何を不安に思っているか」「何を確認したくて検索したか」を書き出してみることです。そのうえで、その不安や疑問に直接応える一文を広告文やランディングページに加えていきます。感情を想像する作業は数字にはできませんが、その分、他社との差別化につながりやすい部分でもあります。

まとめ:数字は感情の結果として表れる

クリック率もコンバージョン率も、結局は検索した人の感情が動いた結果として表れる数字にすぎません。数字だけを追いかけるのではなく、その裏にある人の気持ちを想像する視点を持つことで、広告の質は確実に変わっていくはずです。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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