アクセス解析とリスティング広告の数値の違い

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リスティング広告を運用している方は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析も一緒に導入している方も多いと思います。

アクセス解析では主に、「ウェブサイトの中に入ってきてからどのように動いたのか?」という部分を見ていき、リスティング広告では「ウェブサイトへどこから入ったのか、何を見て入ったのか?」という点や「どこから入ったものがゴール(コンバージョン)まで至ったのか?」などを確認する事が出来ますよね。

アクセス解析では、入り口の部分も切り分けて確認する事が出来るので、リスティング広告から入ってきたユーザーがどのような動きをして、最終的にゴールをしたのかどうかという事も確認する事が出来ますが、よく、「アクセス解析の数字とリスティング広告の管理画面で計測している数字が合わない」という事もありますよね。

代表的な例で言えば「コンバージョン数」。

数も違うし、コンバージョンとなった日にちや時間なども変わるという事が頻繁に起こります。

これは別にどちらかに不具合が起こっているわけではなく、「計測のタイミング」で起こってしまう現象です。

Googleアナリティクスなどは、ゴールとなるアクションを起こした瞬間にコンバージョンとして計測されます。

例えば、「お問い合わせ完了」をゴールとして設定していた場合、入力フォームから確認ボタンを押して、「送信」をクリックし、「お問い合わせありがとうございました」というゴールページが表示された段階でコンバージョンが計測されます。

ただ、リスティング広告の場合、コンバージョンはあくまでも「クリック」に対して計測されるため、コンバージョンの起点となったクリックがされた日にコンバージョンが付きます。

最初に広告をクリックしてウェブサイトに訪問し、その時はお問い合わせはせずに、数日後再度訪問しお問い合わせをおこなったとしたら、アクセス解析では「お問い合わせをした日」、リスティング広告では「クリックをした日」にそれぞれコンバージョンが計測されます。

リスティング広告のコンバージョンは日を遡って計測されるため、例えば、月ごとにリスティング広告のレポートを作成する場合、月が変わってすぐに前月のレポートを作る場合と、翌月の月末付近にレポートを作る場合とでは、コンバージョン数が変わる事もあります。

これはどちらが正しいというわけではなく、「両方正しい数値」ということになります。

またコンバージョン以外でも、クリック数などでも多少の差異が生じることがありますが、アクセス解析については、前提として「全てのアクセスデータを正確に計測出来ない」らしいので、多少の誤差は仕方ないと思う他ありません。

アクセス解析の数字とリスティング広告の数字、きっちりしてなきゃイヤだ!という方もいらっしゃいますが、全ての数字がバッチリ合う事のほうが稀な気もしますし、そもそもアクセス解析については、リスティング広告のクリック数の監視用に計測しているなんて方もいらっしゃらないと思いますので、「アクセス解析で何を計測しているのか?」という事を考えると、そこまでバッチリ合わなくても問題はないような気がします。

ただ、あまりにも数字がかけ離れている場合には、ちゃんと計測出来ているのか、という点も含めてちゃんと調べなければいけないかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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