

経営者「最近、広告からのお問い合わせがピタッと止まっちゃって…。前までは毎月一定数は来てたんですけど。」
広告担当者「それはちょっと気になりますね。実は、リスティング広告では“突然コンバージョンが落ちる”っていうケース、意外とよくあるんですよ。」
経営者「えっ、そんなことあるんですか?広告はずっと出してるのに?」
広告担当者「はい。でも大丈夫です。原因にはパターンがあるので、冷静に一つずつチェックしていけば改善できる可能性も高いです。」
リスティング広告で成果が出ていたのに、ある日突然ピタッと反応が止まる――。焦ってしまう瞬間ですが、落ち着いてチェックすべきポイントがいくつかあります。この記事では、コンバージョンが急に取れなくなったときに確認すべき代表的な原因を解説していきます。
これまで成果を上げていたキーワードが、最近あまり検索されなくなっているかもしれません。
広告は複数のキーワードで運用することが多いですが、成果に貢献していたキーワードの露出やクリックが減っていないかを確認しましょう。
また、クリックされてもコンバージョンにつながらないキーワードに予算が偏ってしまい、本来成果を出していたキーワードに費用が回らなくなることも。
Google広告の管理画面で、キーワードごとのパフォーマンスを確認してみてください。
「急に成果が落ちたけど、こちらの設定は変えていない」という場合は、競合他社の影響を疑ってみましょう。
・競合が増えた
・広告文が強化された
・ランディングページが改善された
・申し込みフローが簡単になった
といった変化によって、自社の広告が相対的に見劣りすることもあります。
定期的に競合の広告文や表示位置をチェックするクセをつけておくと、自社の改善ポイントが見えてくることも多いです。
少しの順位変動でも、クリック率(CTR:Click Through Rate〈クリック・スルー・レート〉)が下がると、結果としてコンバージョンも減ります。
掲載順位が下がった場合は、入札額や広告の品質スコアが影響していることも。
「いつも通り広告は出ている」と思っていても、目立たなくなっていれば意味がありません。
成果が落ちた時によくいただくご相談内容とその回答をご紹介します。
Q1. なぜ今まで取れていたコンバージョンが急に減るの?
A1. 検索傾向の変化や競合の動き、キーワードの露出・予算配分のバランスが崩れたことが原因になることが多いです。
Q2. キーワードを見直すだけで効果は戻る?
A2. キーワードの見直しは有効です。ただし、広告文やランディングページもセットで改善することで、より効果が期待できます。
Q3. 競合他社の動きはどうやって確認するの?
A3. Google検索で自社と同じキーワードを入力し、表示される広告を確認しましょう。広告文や掲載順位などから変化を把握できます。
Q4. 管理画面上のデータをどう見ればいいか分からない
A4. 管理画面ではキーワード別のクリック数、表示回数、コンバージョン率、掲載順位などを見てください。慣れるまでサポートを受けるのも手です。
Q5. そもそも業者に依頼したほうが早いの?
A5. ご自身で管理が難しい、原因が分からない場合は、運用のプロに任せるのがスムーズです。専門的な分析と施策の提案を受けられます。
リスティング広告では、ちょっとした変化が大きく成果に影響することがあります。
今回ご紹介したように「検索傾向」「キーワード配分」「競合の動き」「掲載順位」など、確認ポイントを把握しておくと、異変に気づいたときも冷静に対応できます。
万が一、自分では原因が分からない場合は、専門家に相談するのも選択肢の一つです。
「急にコンバージョンが落ちてしまった…」そんなときは、私たちが原因の分析から改善提案までサポートいたします。お気軽にご相談ください。
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