リスティング広告におけるアクセス解析活用法
2012年2月2日
今回はリスティング広告におけるアクセス解析の活用法をご紹介いたします。
もちろん業種、業態などによってアクセス解析を見るべきポイントは変わってきますが、
リスティング広告でアクセス解析の数値を活用する目的は主に2つ、
・キーワードの良し悪しを判断する。
・CVR（コンバージョン率）を改善する。
という点です。
今日はその1つ目、「キーワードの良し悪しを判断する」をご説明いたします。
以前から書いているとおりリスティング広告を
手っ取り早く改善するには、効果の高いキーワードへの絞り込みという方法が有効ですが、
どのキーワードに絞り込んでいくのか判断をする上でアクセス解析の数字を参考にしていきます。
見るべき指標は「直帰率」、「平均PV」、「サイト滞在時間」です。
LP（ランディングページ）の作りにもよりますが、せっかくサイトを訪問してもらったのに直帰されてしまっては
コンバージョンには結びつかないのではないか・・・という仮説を立てる事が出来るので、
直帰率が高いキーワードはサイト（もしくはLP）との相性が良くないという事になりますので除外する候補となります。
直帰率も比較的低く、平均PVやサイト滞在時間もそこそこあるキーワードからの流入が増えれば、
お問い合わせやお申し込みの数は増える可能性が十分あると考えられます。
ただこれはあくまでも「手っ取り早く改善する方法」です。
忘れてはいけないのは、除外したキーワードにも『お客様になったであろうユーザー』がいたはずだという事で、
あまりパフォーマンスの良くないキーワードの数値を改善する事により、そこからのお問い合わせやお申し込みが増える事も十分考えられます。
現状パフォーマンスの良くないキーワードでもアクセス解析の数値から仮説を立てて改善を繰り返していく事で、さらにお問い合わせ数やお申し込み数を増やしていけるのではないかと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
