

経営者「このキーワード、うちSEOで1番に出てるんですよ。だったらリスティング広告は止めてもいいですよね?」
広告担当者「その気持ちはわかります。ただ、SEOで1位でも広告を出し続けるメリットって意外と大きいんです」
経営者「へぇ、たとえばどんな?」
広告担当者「いくつかポイントがあるんですが、順を追ってご説明しますね」
SEOで上位に出ていると思っていても、実は検索結果全体のトップではないことがあります。
なぜなら、検索結果の最上部にはリスティング広告が最大4つまで表示されるため、SEOで1位でも表示順としては“5番目”になることも。
また、ユーザーの中には自然検索と広告を区別できない人も多く、見た順にクリックする傾向もあるため、SEOで1位=クリックされやすいとは限りません。
広告とSEOの両方で表示されれば、検索結果画面における自社の露出は2倍になります。
たとえば12の検索結果のうち、1つだけ表示されるよりも2つ出ていればその分クリックされる確率も高くなります。
広告とSEOで異なる訴求を使えば、ユーザーの興味に合わせて選ばれやすくなり、アクセスの質も向上します。
SEOは常にアルゴリズムの変動や競合の対策に影響されます。
今日1位でも明日は3位に落ちている可能性がありますし、戻すのにも時間がかかります。
一方で、広告は出稿・停止・内容変更を自分たちで自由にコントロール可能。安定した集客を確保するという意味でも、広告を併用するのは有効な戦略です。
Q1. SEOも広告も出すのはコストがかかりすぎませんか?
A1. 確かに広告費は発生しますが、SEOだけに頼ると順位が落ちたときの機会損失が大きくなります。広告は必要なタイミングだけ出すなど柔軟な運用が可能です。
Q2. 自然検索でクリックされやすいと聞きますが?
A2. 一部のユーザーは自然検索しか見ませんが、逆に「広告しかクリックしない」ユーザーも一定数存在します。特に購入意欲が高いユーザーは広告からの流入が多いです。
Q3. リスティング広告はすぐ始められますか?
A3. はい。即日でも出稿可能ですし、SEO対策のように効果が出るまでに時間がかかるということもありません。
Q4. 同じ内容のページを広告と自然検索で表示しても意味ありますか?
A4. 表示する内容は少し変えるのがおすすめです。違う訴求で展開することで、クリック率やCVRの改善につながります。
SEOで上位に表示されていると安心しがちですが、検索結果の1位を取り切れていないケースは多くあります。
経営者・広告担当者の皆さま、検索画面での存在感を最大化し、機会損失を防ぐためにも、広告は継続的に出稿することをおすすめします。
万が一「うちは出すべき?」と迷った場合は、私たちが状況を見てご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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