

経営者: リスティング広告で「検索クエリ」ってよく聞きますが、あれってどういうものなんですか?
広告担当者: 簡単に言うと、ユーザーが実際に検索したキーワードのことです。Google広告では「検索語句」と表記されていて、検索クエリレポートで確認できます。
経営者: なるほど。でも、「その他の検索語句」って項目を見たことがあるんですが、あれはどういう意味ですか?
広告担当者: あれは、クリック数が少ないか、統計的に重要でないクエリをまとめたものです。例えば、過去30日間にクリックがなかったり、24時間以内の検索も含まれます。
解説: 「その他の検索語句」とは?
リスティング広告を運用する際、検索クエリレポートで実際にユーザーが検索したキーワードを確認できます。しかし、そのリストの一番下に表示される「その他の検索語句」には、個別にリストアップされないクエリが含まれています。
「その他の検索語句」が表示される条件
1. 過去30日間にクリックがないクエリ
検索されても、クリックされなかったキーワードはこの「その他の検索語句」に集約されます。
2. 統計的に有意でないクエリ
クリック数が少なすぎて統計的に分析対象外となったクエリもここに含まれます。
3. 直近24時間以内のクエリ
データがリアルタイムで集計されるため、直近24時間以内のクエリはまだ個別にリスト化されておらず、「その他の検索語句」に一時的に表示されます。
この情報により、想定外のキーワードで広告が表示されているか確認し、除外キーワード設定を行うことで、無駄な広告表示を防ぐことができます。
Google広告の「その他の検索語句」
Google広告で「その他の検索語句」に分類されるクエリには、以下のような具体的な選択基準があります。
•クリックが発生していないクエリ
広告が表示されたものの、クリックがなかった検索クエリは「その他の検索語句」に表示されます。
•ユーザー数が統計的に少ないクエリ
検索したユーザーの数が統計的に有意でない場合もこのリストに集約されます。
•過去24時間以内のデータ
まだ集計中のため、24時間以内の検索クエリは「その他の検索語句」に表示されますが、後日検索クエリレポートに反映されます。
Yahoo!広告との比較
Yahoo!広告にも検索クエリレポートがありますが、「その他の検索語句」に相当する項目は存在しません。しかし、クリック数の差異や反映の遅れによって、同様の現象が起こります。例えば、管理画面上ではコンバージョン数が反映されていない検索クエリが存在することがあり、数日後にデータが更新されることもあります。
実践的なアドバイス
•定期的に「その他の検索語句」を確認
「その他の検索語句」には、想定外のキーワードが含まれていることがあります。そのため、定期的に確認し、除外キーワード設定をすることで、無駄な広告表示を防ぎましょう。
•除外キーワードの設定
不要なクエリが広告表示を引き起こしている場合、除外キーワードを設定することで、無駄なインプレッションやクリックを減らすことができます。
•データのタイムラグを考慮
検索クエリデータは、24時間から数日後に反映される場合があります。そのため、すぐにデータを確認できない場合は、時間をおいて再度チェックすることが大切です。
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