資料請求が来ない理由は“業界のイメージ”かもしれない

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業界の“当たり前”がユーザーの不安要素になることも

広告代理店を切り替えたのに思ったほど成果が出ない。そんなとき、LPやフォームの構造だけでなく「ユーザー心理」に目を向けたことはあるでしょうか?

例えば、不動産業界では「営業=しつこい電話や訪問」というイメージが根強くあります。業界内では「資料請求くらいで営業電話はしない」が常識でも、ユーザーはそう思っていないかもしれません。「興味はあるけれど、問い合わせたらしつこく連絡されそう」という不安から、フォーム送信をためらう──こうした心理的障壁は、コンバージョン率を大きく左右する要因です。

気になるけど問い合わせない“潜在ユーザー”を逃しているかもしれない

せっかく広告で集客しても、「冷やかしではないが今すぐではない」という層が行動に移さないまま離脱してしまうことがあります。これは非常にもったいない話です。

たとえば、「この物件気になるけど、問い合わせしたら何回も電話が来るかも」と感じた時点でユーザーは一歩を踏み出せません。その結果、資料請求・お問い合わせは見送られ、せっかくの訪問が“静かに”終わってしまいます。

実際、多くの企業が「お問い合わせフォーム」に〈しつこい営業は一切いたしません〉などの文言を加えることでCVRが改善したケースもあります。フォーム改善の裏には、“心理的な障壁”を取り除くというマーケティング視点があるのです。

センシティブな領域ほど“信頼性”で差が出る

住宅や不動産に限らず、医療・介護・相続・メンタルケアなど、デリケートなサービス領域では特にユーザーの不安は顕著です。「この会社に相談して大丈夫か」「個人情報は漏れないか」など、さまざまな懸念がフォーム送信のハードルになっています。

だからこそ、フォーム周辺に「プライバシー配慮」「強引な営業はしない」「相談内容は守秘します」などの文言を添えるだけでも、心理的負担を軽減できます。

「うちはそういう営業はしていない」は、残念ながらユーザーには伝わっていません。だからこそ、明文化して伝えることが大切なのです。

よくある質問

Q1. 業界全体のイメージに振り回されるのは不本意です。
A1. その通りです。しかし、ユーザーは「業界全体」を一括りに捉える傾向があります。だからこそ、他社とは違う姿勢を明示することが差別化につながります。

Q2. フォームに文言を追加するだけで効果があるのでしょうか?
A2. 大きな改善は期待しづらくても、「あと一歩を迷っていたユーザー」が動く可能性は確実にあります。実際、実施後にCVRが改善した事例も多数あります。

Q3. どんな表現を入れれば不安が和らぎますか?
A3. 「電話は一切行いません」「営業目的の連絡はいたしません」「個人情報は厳重に管理します」など、ユーザーの懸念を言語化することが効果的です。

まとめ:心理的ハードルを意識したフォーム改善を始めよう

フォームの設計やデザインを見直す前に、まずは「ユーザーがどこで不安を感じるか?」という視点を持つことが、広告効果を最大化する第一歩です。

とくに広告代理店を乗り換えた直後は、「なぜ前より反響が少ないのか」を構造面だけでなく、心理面からも見直すことが鍵になります。

私たちは、心理的障壁の可視化と、それを下げるためのフォーム改善・コンテンツ改善を多数手がけてきました。

「うちの業界は大丈夫だと思っていたけれど…」という声も、改善後には成果へと変わっています。

もし少しでも気になる点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。広告の成果を“心理設計”の視点から一緒に見直してみませんか?

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