ECサイトの利益率を上げる広告運用の基本

カテゴリー: ECサイト向け パーマリンク

経営者「広告を回しても、なんだか利益が出ないんですよね。赤字じゃ意味がないですし…」

広告担当者「特にECの場合は、広告での集客はできても、利益が出ないことってありますよね。でも、広告運用とサイトの改善を組み合わせれば、利益率を上げていくことは十分可能です」

経営者「利益率を上げるって、具体的にはどこから着手すればいいんですか?」

広告担当者「大きく分けると、“無駄を省く”ことと“リピートするお客さんを増やす”こと。この2点を徹底していくのがポイントです」

まずは無駄を省く広告運用を徹底する

ECサイトでは1件あたりの利益が小さいケースも多く、広告費が利益を圧迫しがちです。ですから、まずは広告運用の“無駄”を減らすことが最優先です。

無駄を減らすには、以下のような対応が有効です。

・キーワードの見直し(無関係な検索を避ける)

・マッチタイプや除外キーワードの設定

・広告文でのターゲットの明確化

・配信時間帯や曜日の調整

広告経由で“買う気のない人”を呼び込まないことが、利益率改善の第一歩になります。

例えば夜中の無駄なクリックや、商品の意図が伝わっていない広告文などは改善余地の宝庫です。

リピートしてくれる新規顧客の獲得を狙う

次に意識すべきなのが、“一度買って終わり”の単発ユーザーではなく、リピート購入してくれる顧客層です。

たとえば、広告経由で新規顧客を獲得し、その後のフォロー(メール・キャンペーン情報の配信など)によって再購入を促せれば、1件あたりのLTV(顧客生涯価値)を引き上げることができます。

リピートしやすい層を分析し、そこに広告予算を集中させるのも戦略の一つですが、最初はリピートするかどうかがわからないユーザーもいます。ですので、既存顧客向けのアフターフォロー施策や、リピートにつながる仕組みを丁寧に用意しておくことが重要です。

広告だけでなく、サイト改善も並行して行う

広告運用だけでなく、ECサイト自体の設計も、利益率アップに直結します。

・写真や説明文で商品の価値を正しく伝える

・ユーザーが探している商品をすぐに見つけられるようにする

・購入ステップを極力シンプルにして離脱を防ぐ

こうした点を改善することで、広告で集めたユーザーが“買いやすい”状態を整えることができます。広告費を抑えても、コンバージョン率が上がれば利益は伸ばせます。

よくある質問

Q1. 広告経由での利益がマイナスです。すぐやめたほうがいいですか?

A1. 一時的に赤字になることはありますが、改善の余地がある場合が多いです。まずは広告費の使い方やターゲット設定を見直しましょう。

Q2. リピート客を増やすためのメールって、どんな内容がいいですか?

A2. 購入後のサンクスメール、使い方のアドバイス、関連商品の案内などが有効です。売り込みすぎず、役立つ情報を意識するのがポイントです。

Q3. 単価の低い商品でも広告は有効ですか?

A3. 有効です。ただし、広告運用の無駄を徹底的に省く必要があります。また、複数回購入してもらえるような設計にしておくと費用対効果が見込めます。

まとめ:利益率を上げるには“細かく整える”の積み重ねが大切

ECサイトにおける利益率の向上は、一朝一夕では叶いません。しかし、広告運用の無駄を減らし、リピートする顧客を意識し、サイト内の導線を丁寧に整えていくことで、少しずつ確実に成果が出てきます。

最初は手間がかかるかもしれませんが、そのぶん着実に利益が積み重なっていく――それがEC運営の魅力でもあります。

「何から手を付ければいいかわからない」「いまの広告が利益につながっていない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。状況に応じた具体的な改善提案をさせていただきます。

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