

リスティング広告を運用するとき、多くの企業は「コンバージョン数」を成果指標に置きます。購入完了や問い合わせ完了といった、売上に近いアクションを追うのは当然のことです。
しかし実際には、コンバージョン=顧客ではないケースも少なくありません。
無料会員登録や資料請求などをコンバージョンに設定している場合、それは“見込み客”にすぎず、本当の顧客になるかどうかはその後のフォローや接点によって変わってきます。
コンバージョンユーザーの中にも、温度感には大きな差があります。
真剣に検討しているユーザーもいれば、情報収集だけで終わる人、冷やかしに近い人もいます。単純に「コンバージョン数が増えた」と言っても、その質を見極めなければ売上にはつながりません。
熱量の高い見込み客を集められる広告運用こそが、事業成果を押し上げる鍵となります。
リスティング広告の管理画面では、すべてのコンバージョンが“1件”として計測されます。温度感の高低までは見えてきません。だからこそ、定期的に「コンバージョンの中身」を確認することが必要です。
問い合わせの質、資料請求後のアクション、購入に至る確率――これらを見ていくことで、本当に価値のある顧客を増やすための戦略を立て直すことができます。
Q1. コンバージョンを増やせば自然と売上も増えるのでは?
A1. 数だけ追えば一見伸びて見えますが、冷やかしが多ければ売上には直結しません。質の見極めが不可欠です。
Q2. どうやって質の高いコンバージョンを見分ければいいですか?
A2. 問い合わせ内容や行動履歴を分析し、成約につながりやすい特徴を特定することが有効です。
Q3. コンバージョン設定は変えてもいいのでしょうか?
A3. もちろん可能です。事業の目的に沿って「本当に追うべき指標」を再設定することで、より精度の高い運用ができます。
リスティング広告は本来「売上を伸ばす」ための手段です。コンバージョン数だけにとらわれてしまうと、いつの間にか“目的”が“手段”にすり替わってしまいます。
成果を本当に伸ばすためには、コンバージョンの質を見極め、「顧客を増やすこと」に意識を向ける必要があります。
私たちは御社の商品やサービスに合わせて、見込み客から顧客へと確実に育てる運用をサポートします。もし「数は取れているのに売上が伸びない」と感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。
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