コンバージョンが取れないときに見直すべき広告のポイント

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経営者「最近、広告のクリック数はそこそこあるんですけど、全然お問い合わせに繋がらなくて…」

広告担当者「なるほど、それは“クリックされるのにコンバージョンしない”典型的な状態ですね。焦らなくて大丈夫です。まずは“検索クエリ”を確認してみましょう」

経営者「検索クエリって、何を見るんですか?」

広告担当者「検索クエリは、ユーザーが実際に検索した言葉です。ターゲットにしっかり届いているかどうかを判断できる大事な情報ですよ」

クリックはあるのに成果が出ない。その状態は、広告が「見せたい相手に見せられていない」サインかもしれません。まずは検索クエリを確認するところからはじめましょう。

広告はクリックされているのに成果が出ない理由

広告が表示され、クリックされているのに成果が出ない──これはよくある状況です。広告の内容や表示回数の問題ではなく、もっと根本的に「誰に届いているか」がズレている可能性があります。

そんなときに確認すべきなのが、検索クエリ。Google広告の管理画面で確認できる“実際にユーザーが検索した言葉”です。

ここに想定外のキーワードが並んでいたら、クリックされても成果に結びつかないのは当然です。

マッチタイプが広告の表示範囲を広げすぎている?

広告を表示するキーワードには「マッチタイプ」という設定があります。完全一致・フレーズ一致・部分一致などがあり、特に部分一致で登録していると、かなり広範囲の検索に広告が表示されてしまいます。

たとえば「不動産 購入」で部分一致を設定していると、「不動産 資格」「不動産 ニュース」など、購入とは関係ない検索にも広告が出ることがあります。

この場合、クリックされても成約に繋がる可能性は低くなります。

検索クエリの活用で改善につなげる方法

検索クエリを確認し、ターゲット外の検索が多ければ除外キーワードの設定を行いましょう。また、マッチタイプを見直して「絞り込み部分一致」や「フレーズ一致」に変更することで、狙ったユーザーだけに広告を届けることができます。

一方で、検索クエリがしっかりターゲットに合っているのに成果が出ていない場合は、リンク先のページや広告文に改善点がある可能性があります。ユーザーが「このページは違う」と感じて離脱しているかもしれません。

つまり、検索クエリは「誰に届いたのか」、リンク先やサイトは「届いたあとどう動いたか」を確認する重要な手がかりです。

よくある質問

Q1. 広告はクリックされているのに、なぜコンバージョンがないの?
A1. 広告が意図しないユーザーに表示されている可能性があります。検索クエリを確認することで原因が分かります。

Q2. 除外キーワードって何ですか?
A2. 広告を表示したくないキーワードを登録することで、無駄な表示やクリックを防ぐための設定です。

Q3. 検索クエリはどこから確認できますか?
A3. Google広告の管理画面内「キーワード」→「検索語句」で確認できます。

Q4. 広告文が悪いってこともありますか?
A4. はい。検索クエリが適切でも、広告文やリンク先が期待と違うと離脱につながります。

Q5. 自分で判断できない場合はどうしたら?
A5. 無理せず、広告運用の専門家に相談するのが効率的です。客観的な視点で改善案を出せます。

まとめ:成果が出ないときこそ、冷静に原因を見つける

クリックされているのに成果が出ないときは、「誰に」「何を」届けているかを見直すチャンスです。検索クエリの確認は、その最初の一歩。思い込みではなく、実際のユーザーの動きを見て判断することが、広告改善の近道になります。

万が一、自分では原因がわからない場合は、専門家に相談するのも選択肢のひとつです。

「クリックはされるのに成約につながらない…」そんなときは、私たちが広告の状態をチェックし、改善のご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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