検索語句レポートで無駄な広告費を見つけて削る実践手順とは?

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「広告費はそれなりに使っているのに、成果がなかなか伸びない」——そんなときにまず開いてほしいのが、検索語句レポートです。ここには、広告費がどんな検索に使われているかが赤裸々に記録されていて、無駄を減らすためのヒントがそのまま眠っています。私が新しく運用を引き継ぐときも、最初に必ず目を通す場所の一つです。

結論を先に言えば、やることは「成果につながっていない検索語句を除外し、成果の出ている語句を伸ばす」、この繰り返しだけです。難しい知識は要りません。順を追って見ていきましょう。

検索語句レポートとキーワードの違いを押さえる

まず混同しやすいのが、「キーワード」と「検索語句」の違いです。キーワードは、こちらが登録した言葉。検索語句は、ユーザーが実際に検索窓に打ち込んだ言葉です。この二つは必ずしも一致しません。特に部分一致を使っていると、登録したキーワードから連想された、思いもよらない検索に広告が出ていることがあります。

たとえば「オフィス 移転」で登録していても、実際には「オフィス 家具 中古」「オフィス レイアウト 無料テンプレート」といった、自社のサービスとは関係の薄い検索を拾っているかもしれません。検索語句レポートは、その実態を映し出す鏡なのです。

費用の多い順に並べて「ムダの正体」を探す

実際の作業はとてもシンプルです。検索語句レポートを開いたら、まず費用の多い順に並べ替えてください。そして、上位にありながらコンバージョンが0のまま費用だけがかさんでいる語句を探します。これが、無駄な支出の正体である可能性が高い部分です。

見つけた語句が自社のサービスと明らかに関係ないものであれば、迷わず除外キーワードに追加します。これで、今後その検索には広告が出なくなり、無駄なクリックにお金を払わずに済みます。一つひとつは小さな金額でも、積み重なれば月々の広告費に確かな差が生まれます。

「宝の語句」を見つけて攻めに転じる

検索語句レポートは、無駄を削るためだけのものではありません。逆に、コンバージョンにつながっている優秀な検索語句を見つける宝探しの場でもあります。もし成果の出ている検索語句が、まだキーワードとして個別登録されていなければ、独立したキーワードとして追加しましょう。

個別に登録すれば、その語句専用の広告文を用意したり、入札を強めたりと、より丁寧な運用ができるようになります。守り(除外)と攻め(追加)、この両輪を回すことで、アカウントは少しずつ筋肉質になっていきます。

まとめ:月に一度の点検でムダは着実に減る

検索語句レポートの確認は、特別なスキルがなくても今日から始められる、費用対効果の高い作業です。理想は週に一度ですが、まずは月に一度でも構いません。無駄な語句を除外し、優秀な語句を伸ばす。この地道な点検を続けるだけで、同じ広告費でも成果は着実に変わっていきます。ぜひ習慣にしてみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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