
同じ広告文でも、広告表示オプション(アセット)を設定するかどうかで、クリック率が変わってきます。しかも、これらの設定に追加費用はかかりません。手間のわりに効果が大きい、いわば「やらないと損」の施策です。ところが、意外と設定されないまま放置されているアカウントをよく見かけます。
結論から言えば、主要なアセットはまず全部設定しておくのが正解です。表示するかどうかはGoogleが検索内容に応じて自動で判断してくれるので、こちらは選択肢を多く用意しておけばいい。まずはその全体像から見ていきましょう。
広告表示オプション(アセット)とは、広告文の下に追加で表示できる補足情報のことです。代表的なものに、他ページへ誘導するサイトリンク、短い訴求を並べるコールアウト、サービス内容を一覧化する構造化スニペット、そして電話番号などがあります。これらが表示されると、広告は縦に大きくなり、検索結果のなかで存在感が増します。
理由はシンプルで、広告の表示面積が広がり、伝えられる情報量が増えるからです。検索結果の画面で広告が大きく目立てば、それだけユーザーの目に留まりやすくなります。さらに、サイトリンクを使えば「料金」「導入事例」「よくある質問」といったページへ直接誘導できるため、ユーザーが知りたい情報にすぐたどり着け、結果として成約にもつながりやすくなります。
たとえば電話問い合わせが多い業種であれば、電話番号アセットを設定しておくだけで、スマートフォンからそのままタップして電話をかけてもらえます。ユーザーの手間を一つ減らすことが、そのまま機会損失を防ぐことにつながるのです。
いくつか押さえておきたいポイントがあります。まず、アセットは「設定すれば必ず全部表示される」わけではありません。Googleが検索内容や掲載順位に応じて表示を出し分けるため、できるだけ多くの種類・数を用意しておくほど有利になります。サイトリンクなら最低4本は登録しておきたいところです。
もう一つ大切なのが、情報を古いまま放置しないことです。キャンペーンが終わっているのに「今なら〇〇無料」と表示され続けていたら、かえって信頼を損ないます。料金やサービス内容を変更したときは、アセットの見直しも忘れないようにしましょう。設定して終わりではなく、定期的に鮮度をチェックする習慣が大切です。
広告表示オプションは、費用をかけずにクリック率と目立ちやすさを底上げできる、数少ない施策です。しかも一度設定すれば、その後は大きな手間もかかりません。まだ設定していない項目があれば、ぜひ今日のうちに追加してみてください。広告の見え方が変わり、同じ検索でも選ばれる確率が上がっていくはずです。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
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