
 
            コンバージョンを増やすためにまず確認すべき“重要指標”と、その活用方法についてご紹介します。改善の糸口がきっと見つかるはずです。
リスティング広告を出しているのに「問い合わせ数が増えない」「購入数が思ったより伸びない」——そんなお悩みを抱える広告主は少なくありません。
こうした場合、広告文やキーワードを見直す前に、まずチェックすべきなのが「インプレッションの損失率」です。
この数値は、広告が本来表示されるべき場面で、何%の機会を逃しているかを示します。つまり、チャンスを無意識に取りこぼしている可能性があるのです。
Google広告では「予算によるインプレッションの損失率」や「広告ランクによる損失率」として確認できます。
たとえば「予算による損失率が50%」なら、本来の半分しか広告が表示されていないということ。逆にいえば、予算を最適に配分すれば2倍近くの成果が見込める可能性もあるというわけです。
さらに「広告ランクによる損失率」が高ければ、入札額の見直しや広告の品質改善が必要です。
このように、単に広告費を増やすのではなく、成果が出ているキーワードや広告グループに予算を集中させることで、より費用対効果の高い改善が見込めます。
たとえば、以下のようなアプローチが有効です。
損失率が高い場合: コンバージョンを生んでいる広告に予算をシフト
損失率が低い場合: 上位表示を狙って入札価格を調整
広告ランクの損失が多い場合: 品質スコアを改善(関連性・クリック率など)
すべての指標を一気に改善する必要はありません。まずは、成果が出ているポイントを深掘りすることが、成果が伸び悩んでいる運用から脱却する第一歩です。
Q1. インプレッションの損失率はどこで確認できますか?
A1. Google広告なら「オークション分析」や「キャンペーンの表示項目」で確認可能です。Yahoo広告でも同様に「インプレッションシェア」の項目で表示されます。
Q2. 予算を倍にすれば成果も2倍になりますか?
A2. 必ずしもそうとは限りません。成果の出ているキーワードに集中投下するなど、戦略的な配分が重要です。
Q3. 代理店にこの指標を見ていない様子があったらどうすべきですか?
A3. 乗り換えを検討する一つの目安になります。インプレッション損失率は運用レベルを測るバロメーターの一つといえます。
コンバージョンを増やしたいとき、広告文やLP改善にばかり目が行きがちですが、表示機会そのものが失われている状態では改善も期待できません。
「今の代理店で本当に十分な対策が取られているのか?」と少しでも疑問があれば、まずは一度ご相談ください。
当社ではアカウント診断から始め、数字に基づく改善提案を行っています。リスティング広告に詳しくない方でも、しっかりと成果を実感できる運用をご提案いたします。
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