撤退する前にもう一度可能性を考えてみる

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

リスティング広告の特長の一つに”即効性がある”というものがありますよね。

私もいろいろな所で「リスティング広告は即効性があるので、まず始めてみるとすぐに効果を実感する事が出来ますよ」なんて事を言ったりしているのですが、この”即効性”というのは、例えばリスティング広告のアカウント内でおこなった施策の追加や変更などがすぐに反映されたり、狙っているキーワードで検索がされたとき、設定さえ終わっていれば、すぐに検索結果画面に上位表示されたり、という意味なので、それがイコール事業の成果や売り上げに対してすぐに結びつくという意味ではありません。

もちろん、すぐに結果や成果に結び付く例もたくさんありますが、必ずかと言われたらそうではない場合もありますよね。

たしかにウェブサイトへの流入が変わるので、何かしらの変化はすぐに感じていただけると思いますが、すぐに売り上げが上がらない、変わらないからという理由でリスティング広告を辞めてしまう方もけっこういらっしゃいます。

経営判断に口出しをするつもりは毛頭ありませんが、成果が出なかった場合でも、その数値から問題点を見つけて改善していくことが出来るのがリスティング広告の良いところでもあるので、初期の段階でリスティング広告から撤退してしまうという事はちょっともったいない気がします。

成果が出なかったとしても、その出てきた数値を基に改善の施策を繰り返しおこなう事で、売り上げUPにつなげていく事は可能ですし、その他にもリスティング広告では、例えば自社で狙っているキーワードの検索動向であったり、そのキーワードで検索した人がどういう「フレーズ」に反応するか、またアクティブな時間、曜日はいつなのかなど様々なマーケティングデータを取っていくことで、リスティング広告以外でも活用する事が出来ます。

また、広告文の変更や広告のリンク先ページの変更などの施策をおこなった場合、それがすぐに広告に反映されるので様々なウェブマーケティング施策を素早く試していく事が出来ます。

リスティング広告を導入する前にも、きちんと予測の数値を出して競合他社を確認して出来る限り、考えられる限り最良な方法で広告を開始していきますが、「戦ってみないとわからない事」もあります。

戦ってみた結果、負けてしまったからすぐに撤退するというよりも、敗因を分析し勝ちへ繋げてその勝利を継続させるための勝ちパターンを見つけていく事で、事業全体の成果へと繋がる可能性になるのではないかと思います。

もちろん、いくらやっても成果が上がらないというのであればリスティング広告からの撤退も視野に入れていかなければいけないのかもしれませんが、まだ色々とやりきれていないのであれば、もう一度可能性を考えてみるのも良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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