広告文を作るときの3つの訴求軸

カテゴリー: 広告文、クリエイティブ タグ: パーマリンク

リスティング広告を運用するにあたり、広告文のA/Bテストをされている方は多いと思います。

広告主としては、自社の商品については他社と比べるまでもなく「コレ買うしかないでしょ!」と思っていても、ターゲットユーザーにも同じように思ってもらうためには、まず、その良さを伝えていかなくてはいけません。

その第一歩として、興味を持ってもらい「ウェブサイトに訪問してもらう」必要がありますよね。

その訪問の仕方によっても結果(コンバージョン)が変わってくることもありますし、ターゲットユーザーが検索をした段階、広告文の段階であまり興味を持たれないなんてことでは、競合他社に太刀打ちする事が出来ませんので、”より効果的な広告文”を用意する必要がありますが、良質な、アクションを起こしてくれそうなユーザーをきちんと取り逃さないためにも、広告文を複数用意し、それぞれに検証していく必要がありますよね。

でも、ただ単にA/Bテストをすればいいわけでもありません。

2つ広告文を作っても、似たような広告文だったり”訴求軸”が同じ広告文であったら、比較しても意味が無いなんて事にもなりますので、きちんと訴求軸の違う広告文を複数用意していきます。

この訴求軸を決める際、扱っている商品やサービスによって変わってくることもあると思いますが、特別訴求しなくてはいけない事がない場合には、基本的には以下の3つの訴求軸で広告文を考えていきます。

・規格訴求
・ベネフィット訴求
・エッセンス訴求

規格訴求とは、簡単に言うと扱っている商品やサービスの特長です。

競合他社の商品やサービスと比較してどこに違いがあるのか、どこが優れているのかなどを広告文にしていきます。

ベネフィット訴求とは、その商品を手にするお客様、サービスを受けるお客様にとって、具体的にどのようなメリットがあるのか、という事を広告文にしていく訴求軸です。

エッセンス訴求とは、お客様の未来をイメージさせる訴求軸です。

その商品を手に入れるとどうなれるのか、サービスを受けるとどんな素晴らしい結果になるのかなど、ベネフィット訴求と若干似ていますが、”よりユーザーの目線で伝える”という点に違いがあります。

もちろん、最初に書いたように、商品やサービスによってこれらの訴求軸以外にも、”価格訴求”だったり、他の訴求軸で広告文を作らなければいけない事もありますが、基本的に上記3つの訴求軸はどんな業種でも広告文が作れると思いますので、もし広告文作りに困っているときには参考にしてみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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