除外すべきキーワードを見つけるためのベストプラクティス

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全てのキーワードを完全一致でフォローしているというのであれば除外キーワードを設定する必要はないかもしれませんが、特殊な場合を除いて全てを完全一致でフォローするのは取りこぼしの要因となるので、部分一致や絞り込み部分一致を効果的に使っていくのがある意味王道かと私は考えています。

ただ部分一致、絞り込み部分一致で広告を出稿すると多少なりとも無駄なクリックが発生するわけで、そんな無駄なクリックを除外する為には、「除外キーワードの設定」は必須な作業です。

初期段階で無駄なクエリを除外キーワードとして設定をしていても長い事運用していると、全くコンバージョンにならないクエリや費用対効果の悪いクエリが出てきてしまいます。

もちろんそれらがターゲットとして外れていないのであればそこからコンバージョンを取っていくように広告文やLPの変更で対処していくという方法もありますが、月にある程度のクリック数があり、予算も超過気味(予算不足気味)であれば除外してしまったほうが手っ取り早く費用対効果を改善する事が出来ます。

その為、検索クエリレポートをざっと眺めて除外キーワードの候補を探していくわけですが、これ、100個200個くらいなら別に苦もなく見ていけますが月の検索クエリの数が数千~数万になってしまうとかなり骨の折れる作業になりますよね。

除外すべきキーワードを探すだけでも大変なわけですが、そんな時は「検索クエリレポートのダウンロード+管理画面のフィルタ」で私は対応しています。

まず検索クエリレポートをダウンロードしcsvファイルをコンバージョン数でソート、コンバージョンが発生した検索クエリには色を付けておき分かりやすくしておきます。

次にクリック数順や費用順にソートしてクリック数が多い、または費用がかかっているけれどもコンバージョンに至っていない検索クエリを上から眺めます。

すると「設定をしているキーワード+○○」というような検索クエリが出てきますよね。

仮に設定をしている(入札をしている)キーワードが「サプリメント」だったとしたら「サプリメント 費用」とか。

で、「サプリメント 費用」でコンバージョンが発生していないならば「費用の掛け合わせはあまりよくないのかな~」と考えますけど、ここで短絡的に「費用」というワードを除外してしまうと、もしかしたらクリック数の多い「サプリメント 費用」だけがコンバージョンになっていないだけでその他費用の掛け合わせの検索クエリではコンバージョンになっている可能性もあるので管理画面内の検索クエリのところで、フィルタ→検索クエリ→「費用」を入力すると……。

「費用」が含まれた検索クエリだけの数字が出てきて費用の掛け合わせ検索クエリが費用対効果がいいのか悪いのかが一目瞭然。

そこでやっぱり費用対効果がよくないなと分かれば「費用」を除外キーワードに設定すればいいだけ。

このようにしてクリック数の多い(費用がかかっている)検索クエリを上から順に見ていき、フィルタで全体の数値を確認→除外にするかどうか決定を繰り返していけば、そんなに時間もかからず、けれどもきちんと除外すべきキーワードを設定する事が可能です。

なんだかこうして書くと非効率な気もしますけど実際の数字を見ながら、検索クエリを見ながらだと費用がダメなら価格もダメじゃね?とか色々と気が付く事も多いのでこういった改善方法も大切かなぁと、という意味も込めてのベストプラクティスなのですがいかがでしょうか?

「そんな非効率な事やってられねーよ、こういう良いやり方あるぞ!」なんて方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひやり方教えてください!!(笑)

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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