ユーザーにとってのハードルを意識する

カテゴリー: コンバージョン タグ: パーマリンク

リスティング広告を運用していて、その成果や目標の部分に「お問い合わせ完了」とか「お申し込み完了」を設定している方は多いと思います。

そこをコンバージョンとして設定/計測することで、リスティング広告の成果を計測できるとともに、その後より良い広告活動にすべく改善をしていったりすることも出来ますよね。

ECサイトのように、「購入完了」をコンバージョンにしている場合には、「購入」というその場で金銭のやり取りが発生するアクションなので、そのこと自体を”ハードルだ”と認識する方も多いと思いますが、お問い合わせや資料請求の段階では、特に金銭のやり取りも発生しないので、広告主側は「気軽にどうぞ~」といったところで、”ハードルだ”という認識はあまりないのかもしれませんが、ユーザーからすると、お問い合わせや資料請求も十分ハードルとなり得ます。

たまに、電話でお問い合わせをしてきて、会社名や名前も名乗らず、ただ聞きたい情報だけ聞いて「また電話します」と、電話を切ってしまう人っていますよね。

「気にはなっているんだけれども、そのあとに営業されたくないな」などの理由で、個人情報を伝えずに情報を聞き出そうとする、その行為が良い/悪いというのではなく、ユーザーからすると少なからず個人情報を渡してしまう事自体が”ハードル”になっているとも言えます。

もちろん、広告主として取得しなければいけない情報は取得すべきだと思います。

ですが、お問い合わせフォーム内で特別必要ではない情報まで必須項目にしていたり、意味の分からない要らない情報を入力させたりすることは、その分ユーザーへのハードルを高めているという事でもありますので、不必要な情報の取得や安易な情報取得は避けるべきだと思います。

お問い合わせや資料請求は一見するとユーザーへのハードルが低いコンバージョンだと思いがちですが、”お問い合わせや資料請求もハードルになるんだ”と意識すると、上記以外でも色々と改善点が見えてくることがあります。

仮に匿名のお問い合わせばかりになってしまったとしても、ユーザーからアクションを起こしてもらえるならば、「こういう部分がわからないんだな」とか「こういった情報が不足しているんだな」とわかってくることも多いですが、そもそもアクションを起こしてもらえなければ、そういったことすらわからなくなってしまいます。

「お問い合わせ」や「資料請求」を元に見込み客リストを作り、そのリストから営業をしていく、というスタイルでやっている方もいらっしゃると思いますし、そのやり方自体否定はしません。

ですが、そうでないならば、コンバージョンの妨げとなっているハードルは低くするに越したことはありませんので、今一度、お問い合わせフォームやお問い合わせ方法などを見直してみるのも良いのかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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