状況に合わせて適切な数のキーワードを設定する

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リスティング広告を運用される方から、「最初はどれくらいのキーワード数で始めれば良いと思いますか?」と聞かれることがあります。

リスティング広告は検索エンジンからキーワード検索された後、その検索結果画面に出てくる広告なので、設定するキーワード数が多ければ多いほど、より多くのユーザーにアプローチしていく事が出来ます。

そういう意味では、「キーワード数は多ければ多いほうが良いではないか」と考えられなくもないですが、その運用方法が正解だとは言い難いですよね。

幅広く、とにかく多くアプローチしたいと考えているならばそれでも良いのですが、大抵の場合、予算に限りもあるため、より多くアプローチをしたいというよりは、”費用対効果の見合う成果を得たい”と考えて、運用していると思います。

それであれば、幅広く、やたらと広告を表示させて、誰でもいいからクリックさせる!というのではなく、「狙ったターゲットユーザーにだけアプローチし、より高い確率でコンバージョンに繋げていく」というように考えていったほうが良いですよね。

そういった視点からキーワードの選定を考えていくならば、キーワード数はそんなに多くはならないはずです。

もちろん、まだリスティング広告を導入する前の段階であれば、どのキーワードがコンバージョンが取れるのか、なんてことはわからないと思いますので、ある程度幅を持たせて、その中でコンバージョンが取れるかどうかテストをする必要があります。

ですが、「これはあきらかに遠いだろう」というようなものや、「これは関連性があるけれども購買意欲としては低いだろう」といったキーワードは、最初の段階で外しておき、あくまでも”コンバージョンとなる確率の高いキーワード同士でテストをしていく”事が非常に大切なのではないかと思います。

ですので、「キーワードの数はいくつくらいがいいのか?」という質問について、「いくつ」と数字を答えることは出来ませんので、「あまり広げ過ぎない程度で考えておいたほうがいいと思いますよ」というように返事をしています。

この、キーワードを最初の段階ではあまり多く使用しないほうが良いという事について、キーワード数が多くなってしまうと”設定や管理が大変にある”という事も挙げられます。

リスティング広告は運用型広告なので、運用を開始し、その後改善をしていくという点に醍醐味があるわけですが、その際にキーワード数が多いために管理も改善の手も回らない、なんてことになってしまっては意味がありません。

ここまで書いておいてなんなんですが、たくさんのキーワードで運用をすることが悪いことだとは思いません。

予算も膨大にあり、費用対効果もあまり考え無くても良い状況であれば、多数のキーワードでバーっとやってしまったほうが、結果として効率よく目的を達成できる場合があるからです。

ですが、そのような状況で広告を始めるなんていう方は本当にごく一部だと思いますので、まずは効率よく成果を出していくため、さらに改善をしやすくするためにも、最初のうちはキーワードの数はほどほどにしておいたほうがよいのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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