計測する期間を変える事で違う傾向が見えてくる

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リスティング広告は広告配信の結果から、その広告の成果まで様々なデータを取得する事が出来るので、そのデータを確認し改善に活かしていく事が出来ますよね。

データを計測する期間については、その担当者の方や広告主の方それぞれだと思います。

月に1回のデータ集計だけという場合もあれば、週に1回、または毎日簡易的なレポートを確認している、という方もいらっしゃると思います。

このデータ集計について、毎日データ集計しているというように、データの集計頻度が短い方は、「こまめに確認している」という事で、月に1回のデータ集計をしている人よりも、改善のスピードが速いんじゃないか、またはきちんとアカウントの数値やリスティング広告の結果や成果を正確に把握しているのではないか?と思われる方も多いかもしれませんが、それは必ずしも正解ではありません。

もちろん、こまめに確認するに越したことはないですが、毎日データを集計し確認している場合、例えば、「日々の変化量が小さすぎて、その変化に気が付かない」ケースなどがあります。

コンバージョン率なんかは、1日のコンバージョンの数にもよって変わりますが、1日平均のコンバージョン数が1件、2件くらいで、たまにコンバージョンも付かない日があるアカウントの場合、1日だけのコンバージョン率を見ているだけでは、良くなっているのか、悪くなっているのかわかりませんよね。

コンバージョンが1件付くだけで、コンバージョン率が大きく変わるのであれば、その数値自体あまり意味が無く、結局は「コンバージョンが取れたかどうか」しかリスティング広告や改善施策の評価が出来なくなってしまいます。

このようなケースでは1件の獲得コストも同じようなことが言えます。1件のコンバージョンで数字が大きく左右されてしまうので、前日との比較をしたところであまり意味はありません。

そのようなデータ集計をされている方は、「もう少し長い期間のデータを集計する」事をお薦めします。

1ヶ月だと長いと思いますので、「2週間ごと」だったり、「10日ごと」だったりと、ある程度の期間の集計を出すことで、コンバージョン数はもちろんのこと、コンバージョン率の変化や1件あたりの獲得コストの変化などが意味のある数字となってきます。

毎日データを確認する事が悪いわけではありません。

毎日確認する事でわかる事も多いと思いますし、リスティング広告は手間暇を掛けた分だけ必ずリターンがあるものだと思っていますので、それはそれで続けていけるならば続けていったほうが良いと思いますが、それだけでは気が付かない数字というものもありますので、長めの期間のデータも取得する日にちなどを決めて、その前後の数字を見ていくと、さらに良いアカウントへの改善が進むと思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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