単一キーワードの検索意図を考える

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リスティング広告というのは、ユーザーが検索という行動をおこなった直後に自社の広告を出すというものなので、広告を出稿するキーワードの選定はもちろんなのですが、そのキーワードで検索をおこなったユーザーの意図をくみ取ることが非常に大切です。

ユーザーの検索意図をくみ取って、先回りするかのようにウェブサイトへ誘導するための広告文を作ったり、ウェブサイトに訪問したユーザーを逃さずにアクションを起こしてもらう(コンバージョンしてもらう)ためにメッセージの伝え方を考えたり、離脱させない仕組みを考えたりとしていかなければいけません。

そのためにはまず、キーワードの検索意図を考えていかなければいけませんが、一般的に、2語、3語など複数の語句が組み合わさったキーワードは、その意図がわかりやすくて簡単と言えば簡単ですよね。

だって、その検索意図が2語、3語内に入っていることが多いから。

商品購入を検討しているのか、より安いものを探しているのか、特定の地域内で探しているのか……など。

そのようなユーザーに対しては、広告文や広告のリンク先ページ内でターゲットユーザーの検索意図に応えることが出来るような内容にしていくことで、ユーザーを目標まで近づけていくことが出来るようになります。

では、単一キーワードの場合にはどうでしょうか?

単一キーワードはユーザーの検索意図が幅広いから扱いづらい、と考える方も多いかもしれません。

たしかにキーワードによっては、検索意図が幅広くなってしまうものもあるのかもしれませんが、単一キーワードであってもある程度検索意図が明確なものが数多くあります。

と言いますか、検索意図が本当に幅広いキーワードのほうが少数なのだと考えています。

単一キーワードであっても、購買や来店などアクションに繋がりやすいキーワードは多数ありますので、「これで検索をする意味ってなんだろう?」、「これで検索するユーザーは何を考えているんだろう?」ということを単一キーワードだからこそ考えてみると良いのかもしれません。

「わざわざ単一キーワードになんかチャレンジしなくても2語、3語のキーワードに注力したほうがマシだ」と考える方もいらっしゃると思いますが、単一キーワードで出稿をするメリットとして、”検索母数の違い”が挙げられます。

検索母数とはユーザーが検索をする回数の事で、これは広告のインプレッション数に直結します。

無駄なインプレッション数を増やしても意味がありませんが、検索意図が自社広告のターゲットユーザーであるならば、母数の大きなところに出稿した方がよっぽど成果を上げやすいですし、多数のキーワードを管理するよりも効率も良いのではないかと思います。

最終的には、目標を達成しうるだけの購入数だったりお問い合わせ数だったりを達成できればいいだけの話なので、あくまでも方法論の一つとして上記のようなことを考えていくのも良いのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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