本来の目的を忘れてはいけない

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

このブログでも、過去に何度か書いていますが、リスティング広告の運用をする場合でも、そのほかにSEO対策やSNSを使った集客など、ウェブマーケティング全てにおいて言えることですが、”本質を忘れない”という事が非常に大切です。

どんな会社でも「リスティング広告がしたいから」とか、「SEO対策がしたいから」なんていう理由で導入を決めているところはないと思います。

リスティング広告もSEO対策もSNSを使った集客でも、それらは全て手段であって、それを運用する事が目的ではないはずですよね。

ですが、運用をし始めて結果が思うように出ていなかったりすると、当初の目的を忘れてしまって、目的を達成するための手段がそもそもの目的であるかのようになってしまいます。

そういった本質を忘れてしまうと、様々な改善施策が結果として遠回りになってしまったり、見当違いになってしまったりすることが多々あります。

リスティング広告でも、導入当初は「事業の売り上げを上げること」だったり「新規会員を増やすこと」、「見込み客を増やすこと」といったことが目的だったのに、やれコンバージョン率を改善しろだ、1件あたりの獲得コストを最適化しろだ、と言っているうちに、それらの数値ばかり気になってしまって、コンバージョン率は上がった、1件あたりの獲得コストは下がった、でも売り上げや利益が下がってしまった、なんてことはよく聞く話です。

最近はあまり聞きませんが、検索結果の順位を上げる”SEO対策”でも、検索結果の掲載順位を上げる事自体が目的になってしまって、検索順位は上がったけど売り上げや反響は全然増えていない状況になっている方もいらっしゃいましたよね、あたり前の話ですが、検索結果の掲載順位が上がったからといって売り上げが上がるなんて事はありません。

SNSでも「いいねが増えない」「コメントが少ない」からといって、じゃああれしようこれしようとなるのではなく、色々とやってみるのは良いことですが、仕組みを理解して「運用する目的は何なのか」「誰に対してメッセージを発しているのか」「誰に何を伝えたいのか」を考えた上で、新たな施策を考えていかなければ、また同じような結果になるかもしれません。

リスティング広告で数値の改善をしていく事はとても大切です。

運用して出てきたデータに対して仮説を立てて、改善の仕組みを理解し新たに施策を繰り返していく事をしなければ目的は達成する事は出来ませんが、施策をおこなうときにその本質の部分だけはいつも心の中に留めておき、一貫性を持って運用する事が大切です。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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