Googleアナリティクス 参照元/メディアが(direct) / (none)になる原因とその対策

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リスティング広告を運用されている方に限らず、ウェブサイトをビジネスに活用されている方はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を使って、ウェブサイトがどの程度有効なのかなど効果測定をしていると思います。

Googleアナリティクスで、ユーザーの流入元である「参照元/メディア」を確認した時に、ある一定数「(direct) / (none)」の数値が出てきますよね。

この「(direct) / (none)」とは、その名のとおり、ダイレクトにURLを打ち込んでアクセスした場合やQRコードを読み込んでアクセスしてきた場合、ブックマークに保存してあり、そこからアクセスをしてきた場合など、一般的には検索エンジンや他のウェブサイトから訪問するなどの”ウェブ経由ではないアクセス”が「(direct) / (none)」として計測されていきます。

一応、参照元がわからないというのはデータを取る意味も薄れてしまいますので、あまり数が多くないのであれば特に気にすることはないのかもしれませんが、ここ最近特にこの「(direct) / (none)」という参照元/メディアが増えてきていますし、場合によってはコンバージョンになっているケースもあります。

コンバージョンになっているのであれば、(direct) / (none)を無視するわけにもいきませんよね。

“最近増えてきている”原因に関して、スマートフォンのアプリ内のブラウザからアクセスしてきた場合にはGoogleアナリティクスでは参照元が認識できずに(direct) / (none)と計測されてしまうとのこと。

またスマートフォンはいちいち電源を落としたりすることはないので、そのページを開いたままにしてブラウザごと閉じてしまうと、基本的にGoogleアナリティクスのセッションは30分で切れてしまうため、その後再度スマートフォンのブラウザを開いてウェブサイトの閲覧を再開した時などには、(direct) / (none)として計測されます。

上記は両方ともスマートフォンからのアクセスなので、(direct) / (none)のユーザーのデバイスを確認すれば、なんとなく原因がわかるかもしれません。

もしスマートフォンユーザーに限らず(direct) / (none)が多かったり、そこからコンバージョンが発生している場合の原因として、「SNSからのアクセス」という事も考えられます。

各SNSがSSL化したことでhttpsからhttpへのアクセスで参照元がわからないと判断され(direct) / (none)と計測されるのだそうです。

上記これらの(direct) / (none)をきちんと計測する方法として手軽なのが、URLにパラメータを付けて、それぞれに参照元を与える、という方法です。

Yahoo!プロモーション広告をGoogleアナリティクスで計測する場合やメールマーケティングをする場合などに使われる方法ですが、これを各参照元を識別できるパラメータをURLに付けることでGoogleアナリティクスでもきちんんと計測することが出来ます。

最後に、(direct) / (none)はリファラースパムという可能性もありますので、その場合には適宜計測の除外設定をしておいたほうがよいかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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