リスティング広告のアカウント以外での改善策を考えてみる

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

リスティング広告の運用を担当している方は、「どうしたらコンバージョン数を今よりも増やせるのか」、「もう少しコンバージョン率を改善出来ないものか」と、日々数値とにらめっこしていると思います。

リスティング広告のアカウントで解決できるものもありますが、リスティング広告以外の部分の改善で効果が劇的に変わる事もありますよね。

例えば、ウェブサイトの構造がランディングページ→メールフォーム→お問い合わせ完了(コンバージョン)となっていたとします。

リスティング広告から毎月1,000ユーザーをランディングページに呼び込んだとして、メールフォームへ遷移したユーザーが100人、メールフォームからコンバージョンしたユーザーを10人とすると、コンバージョン率は1%ですよね。

この状態でコンバージョン数を今よりもさらに増やそうと思ったら、「リスティング広告の質を上げて、コンバージョン率を上げる」なんて事も考えられますが、それ以外にもウェブサイト内でいろいろと出来ることがあります。

例えば1,000ユーザーの内、900人はランディングページで離脱してしまっているので、離脱率は90%ということになりますが、この90%を80%に下げることが出来れば、メールフォームへの遷移が100人から200人になり、そのままのコンバージョン率だとコンバージョン数も10から20となります。

さらにメールフォームでも90%が離脱してしまっているので、ここもさらに80%に下げることが出来ればメールフォームへの流入数が200で、そのうちの20%がコンバージョンまで進むということになりますので、コンバージョン数は40となります。

こうやって考えると、リスティング広告のアカウントをどうするか?という事よりも、先にやらなければいけないことは何かわかりますよね。

もちろん、「そのために何をするのか」という事のほうが大事なので、その部分を考えていく事が非常に難しいわけですが、ただ単にあてずっぽうで施策を繰り返していくよりは、こうやって改善点がピンポイントにわかるようになると施策もスムーズに進みます。

わかりやすく上記のように大雑把に書きましたが、実際にやってみると10%改善する事がどれほど大変なことなのかがよくわかりますが、1%ずつでも0.5%ずつでも、定期的に施策をして改善していく事が出来れば、それは大きな武器になることは間違いなしです。

担当者の方などがリスティング広告を運用していると、「リスティング広告の中だけで改善しよう」と思ってしまいがちですが、リスティング広告以外の部分を改善する事で劇的に効果が変わる事も多々ありますので、そういった改善の可能性を考えたうえで、幅広い改善策を考えていく事も必要なのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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