先入観を捨てることで新しい施策が生まれる事もある

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リスティング広告の代理店の方と、企業内でリスティング広告を運用している方とでは、「リスティング広告に感じている印象」というのはそれぞれ違いがあると思います。

私もそうですが、リスティング広告の代理店で様々な業種・業界のリスティング広告を運用していると、「こういうときはこうなるんだ」とか、「これするとこうなるのか」というように様々なケースを体験する事が出来たり、「この業界はこうなのか」と、業界別の違いなんかにも触れることが出来ますが、企業内でリスティング広告を運用している方は、どうしても自社の業界内だけのリスティング広告になってしまうので、それが常識となってしまい、その常識から外れた発想がなかなか出てこなくなることがあります。

例えば、業種・業界での違いが最も顕著なのが「クリック単価」。

比較的クリック単価の高い、不動産、保険、探偵業の方に「クリック単価10円でコンバージョンがバンバン獲れる業界があるんですよ」ということを伝えるとすごく驚かれますし、逆にクリック単価が10数円で運用している方に「クリック単価が500円とか600円が普通の業界があるんですよ」なんて言うと、それも驚かれます。

平均クリック単価が10数円で運用している方からすると、良いか悪いかは別にしてクリック単価500円とか600円でリスティング広告を運用するという”発想”にはなりませんし、平均クリック単価500円で運用している方からすると10数円で運用することなんて夢の中の話だと、考える事すらしようとしません。

「クリック単価が10数円だったら、ある程度無駄なクリックも気にせずに、とにかく数多くクリックされるポイントを探すことに注力するだけでいいのにな」とか、「クリック単価がどんなに高くても一撃必殺のキーワードなら費用対効果が合うのにな」と、代理店側では思っていても、「そんなバカな」と一蹴される方もいらっしゃいますが、代理店にとっては、そのどちらも現在進行形で経験していますので、そういった可能性も含めて改善施策を考えていくことが出来るのですが、経験が無いと、どういう状況になるのかわからないため施策を躊躇してしまったり、そもそもそんな考えには至らないというケースがほとんどです。

代理店でリスティング広告の運用をやっていると、そういった自分の中の”常識の幅”が企業内でやっている方よりも広いので、そういう意味では代理店の強みなのかなと思います。

代理店を使うのと、企業内で運用するの、どちらが良いのかという話ではなく、「常識を疑う」、「もっとはずれた発想をする」という事も施策を考えていく上では大切な事なのではないかなと思います。

企業内でリスティング広告を運用されている方は、色々な経験をする機会も無いと思いますが、ウェブ上には様々な情報が出ていますので、そういった情報収集をしたりするのも良いと思います。

また、他業界のリスティング広告を運用されている方と情報交換をしたりするというのも良い経験になると思いますので、そういった機会のある時には積極的にそういった場に参加するという事も大切なことなのかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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