アカウントを改善をアドバイスする前に

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

リスティング広告は出稿して終わりではなく、出稿した結果を検証し、さらに効果的な広告にするよう改善していく点が醍醐味とも言えると思います。

そういった意味では、出稿が終わりではなく”始まり”という事も言えるかもしれませんね。

たまに、「改善したいのでアカウントを見て下さい」と依頼を受けることがありますが、あたり前の話ですが、アカウントを見るだけでは改善点なんて見つけることは出来ません。

もちろん「こうしたほうがもっと効果的かも」とか「ここを変更したらもっと良くなるかも」というところはわかりますが、それはあくまでも私の視点から、私の立場からそう思うというだけであり、それが広告主の方が望んでいる事だとは限らないからです。

例えば、平均クリック単価が高すぎるな、と思っていても、掲載順位は絶対に下げたくないと広告主の方が思っているなら、そこを変更する事は出来ませんし、広告の表示回数が少ないな、と思っていても、それを意図的にやっている場合もあるので、何も聞かずにアドバイスをすることは出来ません。

なので、「改善点を知りたいのでアカウントを見て下さい」と言われた時には、リスティング広告を利用する目的や現在の目標、何を売っていきたいのか、どういうお客様が欲しいのか、今感じている問題点や不満は何か、など細かくお話をお聞きするところから始めなければいけません。

それを聞いたうえで、現状、その目的に合った集客が出来ているのか、目標を達成しれいるのかを見ていきます。

目的に合った集客が出来ていないのであれば、きちんとターゲットユーザーだけを誘導していけるよう考えていったり、目標を達成していないのであれば、その目標を達成出来ていないボトルネックはどこにあるのか、という点を一つずつ見ていき、出来る限り、広告主の方の要望に合ったアドバイスをしていく事が出来ます。

また、「リスティング広告での目標は達成しているけれども売り上げに繋がっていない」など、リスティング広告の数値以外の部分でも不満があるならば、そういった事も含めてアカウントを見ていく必要がありますよね。

たまに「プロなんだからそんなに細かく言わなくてもわかるだろう」なんて意地悪な方もいらっしゃいますが、目的や目標、何を考えてリスティング広告を運用しているのかを知らなくても、アドバイスなんて口で言うだけですから、出来ない事もないのですが、的外れなアドバイスになってしまったりする可能性が高くなりますので、そんな”試す”ようなことはしないでくださいね。(笑)

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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