コンバージョンが発生しない時の原因と改善策

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リスティング広告を始めてみたものの、1件もコンバージョンが発生しない・・・、これほど悩ましい問題はありませんよね。

そのままにしておくと改善も何もありませんので、コンバージョンが発生しない原因を突き止め、まずは1件でもコンバージョンを獲得するための施策を考えていかなければいけません。

状況によって原因や対策は様々考えられると思いますが、まずはアカウントの数値を確認し、何が原因でコンバージョンが発生しないのかを考えます。

「そもそもクリック数が少ない/足りない」

新しくリスティング広告を導入する時など、たまにある事ですよね。

「コンバージョンが1件もつかないな~」なんて思っていても、クリック数が10クリックや20クリックだったら、コンバージョンが付いていなくても別に不思議ではありません。

そもそもクリック数が少ない/足りない状態になる原因として以下のような事があげられます。

クリック数が足りない状態とは”広告の表示回数が少ない”か”クリック率が低い”かのどちらかが原因ですので、数値を確認し解決していかなければいけません。

まず「広告の表示回数が少ない」という場合、その原因は
・1日あたりの予算
・キーワード数、キーワードの内容
・キーワードの入札価格
などが考えられますよね。

それぞれに数値を確認すればわかると思いますので、一つ一つの数値を見ていき改善をしていきます。

逆に広告の表示回数が少ないわけではないけれども「クリック率が低い」という場合には、そのクリック率を改善していきます。

掲載順位は適切かどうか、広告文で競合他社との差別化は出来ているのかどうか、キーワードとの関連性が低くないかなど確認し、改善をしていきます。

「クリックされているのにコンバージョンが発生しない」

500クリック、1000クリックとクリックはされているにもかかわらずコンバージョンが1件も発生していないというケース、本当に悩ましいですよね。

これも改善策としては様々考えられると思いますが、まずは以下の3つのポイントを確認してみると良いかもしれません。

1、きちんとターゲティングが出来ているのか
2、きちんと商品やサービスの事を伝えているのか
3、競合他社との差別化は出来ているのか

1の「きちんとターゲティングが出来ているのか」という部分は、主にキーワードを見ていきます。

クリックされているキーワードの検索クエリを確認し、無駄なクリックばかり発生していないかどうかチェックするとともに、その入札しているキーワードは「そもそもターゲットユーザーが検索するキーワードかどうか」も再考していく必要があります。

2の「きちんと商品やサービスの事を伝えているか」という部分は広告文と広告のリンク先ページを見ていく必要があります。

商品やサービスを買う人はどんな人で、どういう状況の時に検索をするのか、その商品やサービスを手にする事でどのようなメリットがあるのかなど、きちんと伝えているか?伝わっているか?など確認します。

商品やサービスを売る側の立場だと、どうしても「売り手の目線」になってしまい、商品やサービスを買う側の気持ちを忘れてしまいがちです。

売り手側では商品やサービスの事を最大限伝えているつもりでも、買い手側には伝わっていなかったり、魅力的に感じないという事も多々あるという事を忘れずに「買い手の目線」、「ユーザー目線」で伝えていく努力をしていかなくてはいけません。

3の「競合他社との差別化は出来ているのか」というのは、リスティング広告は常に比較検討されやすい広告だという事を忘れてはいけません。

ユーザーが検索をした時、検索結果の画面にリスティング広告、自然検索含めて自社の広告だけ出てくる事なんてまずあり得ませんので、「競合他社との差別化」はコンバージョンを獲得する上で重要となってきます。

競合他社との差別化をしていく上で、”競合調査”をしていかなくてはいけませんが競合調査をする前に、自社で扱っている商品やサービスの事も今一度見つめ直したほうが良いかもしれません。

自社の商品やサービスはどういった人に向けたものなのか、どういう時に必要になってくるのか、特長は何なのか・・・、それを意識した上で競合調査をすると、差別化すべきポイントが明確になってくると思います。

以上、1件もコンバージョンが発生しない時の対処法でした。

上記の方法以外にも、アカウントの状況によって様々な解決策はあると思いますが、ユーザーの目線で広告を展開していく事は非常に大切な事です。

なので、「パフォーマンスが落ちてきたな・・・。」と感じた時などにも、一度自社の商品やサービスを見直し、「それを買ってくれる人は誰なのか?」、「どういう気持ちで、どんなタイミングで買うのか?」という検証を繰り返してみると良いかもしれませんね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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