マッチタイプを決める時には”ユーザーがどのような検索をしているのか”も考える

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リスティング広告は、細かなターゲティング設定や予算の設定などはありますが、基本的には広告を出したいキーワードを選定し、そのキーワードに対しての広告文を作り、リンク先を設定する事で、出稿する事が出来ます。

そのキーワードを設定する際に、マッチタイプをというものを決めることが出来ますよね。

ユーザーが検索をするキーワードと完全に一致しなくては広告が表示されない「完全一致」や、入札するキーワードの前後に他のキーワードが付いていたり、意味として同じような、関連するキーワードで検索されたときにも広告が表示される「部分一致」など、キーワード毎に設定する事ができます。

このキーワードのマッチタイプは、戦略によってどれにしたら良いのかというのは変わってくると思いますが、マッチタイプを決めるときに意識しておかなければいけないのが、「ユーザーがどのような検索をしているのか」という点です。

アクセス解析だったり、リスティング広告の管理画面の検索クエリレポートなどを見たことがある方であればわかると思いますが、実際にユーザーが検索をするキーワードというのは、多種多様ですよね。

もちろん「居酒屋」というように1ワードだけの検索もありますが、「上野 居酒屋」とか「上野 居酒屋 個室」というように2つ、3つの複合ワードはあたり前で、「上野 居酒屋 個室 20人 禁煙 飲み放題」などというようなキーワードで検索をされているケースもあります。

また、「20人以上でまったり出来るお店」というように、キーワードというよりは文章になっているものなどもあり、広告主の想像をはるかに超える、でもターゲットユーザーには違いないというキーワードがあります。

例えば、キーワードのマッチタイプを完全一致にしていた場合、こういった「想定外だけれどもターゲットだというキーワード」には広告が表示されないため、機会損失がうまれてしまう事になります。

「そんなの数でカバーするよ」と、とにかくたくさんのキーワードを組み合わせていたとしても、必ず、その想像の上を行くキーワードというのが出てきますので100%カバーするというのは実際問題として不可能ではないかともいます。

もちろん、完全一致が悪い、部分一致が良いという話ではありません。

部分一致では、そういった”想定外だけれどもターゲット”というキーワードを拾える半面、ターゲット外となるキーワードも多数拾ってきてしまいます。

そういったターゲット外のユーザーがクリックしてしまえば、当然、広告費が発生しますので、それは無駄な広告費となる可能性が高いですよね。

逆に完全一致であれば、そういった心配はありませんので、キーワードのミスマッチによる無駄な広告費が発生しません。

またこれら以外にもキーワードのマッチタイプは、部分一致よりもさらにターゲットを絞り込める「絞り込み部分一致」や、「フレーズ一致」などありますが、それらの同様に、どこまで拾う事が出来るのか、どこまで絞り込まれるのか、を考えながら使う必要があります。

リスティング広告の予算であったり、運用方針や考え方でマッチタイプをどれにしたら良いのかというのは変わってくるのだと思いますが、どのマッチタイプにするか考えるときには、上記のような「実際のユーザーはどのように検索をするのか」という事を頭に入れておきたいですね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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