1日の予算を”設定出来る上限”まで設定しているときの注意

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

リスティング広告では予算の管理も重要な作業の一つですよね。

Yahoo!プロモーション広告もGoogleアドワーズもそれぞれ「1日の予算」というものを決めることが出来るため、その1日の予算を決めておけば基本的にはその予算内で広告表示がおこなわれます。(多少の予算超過はありますが)

ただ、予算に限りがあるからと、この1日の予算をあまり低めに設定してしまうと広告の表示回数が制限されてしまうため、ターゲットユーザーが狙っているキーワードで検索をしたのに広告が表示されないという、機会損失を生んでしまう原因にもなります。

なので、1日の予算はある程度余裕をもった設定をしていく必要があると思います。

この1日の予算の設定による機会損失についてですが、その機会損失を無くそうと思い、1日の上限予算を”アカウント上で設定出来る上限の金額”にしている方もいらっしゃいます。

もちろん、せっかくターゲットユーザーが検索をしているにもかかわらず、広告が表示されていなかったなんて事は誰だって防ぎたい事だと思いますので、その事自体が悪いと言うつもりはありません。

ですが、1日の予算を最大限まで引き上げている場合、もし何かのタイミングで入札しているキーワードのクリック数が爆発的に増えてしまったらどうすればよいのでしょうか。

完全一致やフレーズ一致、絞り込み部分一致で設定しておけば、クリック数が爆発的に増えたとしても、完全な”無駄なクリック”というのはあまり無いのかもしれませんが、キーワードを部分一致で入札している場合、しっかりと除外キーワードの設定をしていたとしても、「予想外の検索クエリ」というのは必ずあるため、このような不測の事態に陥ってしまった場合、致命的なダメージを負ってしまう可能性も考えられます。

また、広告費を振り込みで先に入金している場合であれば、爆発的にクリック数が増えたとしても、入金した金額が消化しきってしまえば広告が止まるだけなので、それ以上の広告費が取られる事はありませんが、クレジットカードの自動払いで設定していたとしたら、目も当てられない状況も想像できます。

これはあくまでも「そういう可能性がある」という話であって、現実的にそんなことが起こる可能性はかなり低いのかもしれませんが、実際起こり得ることだと思います。

先程も書いたように、機会損失を無くすというのは全然悪い事ではありませんし、1日の予算を”設定出来る上限金額”にまでやる事はいけないことだとは言いませんが、やる場合には管理する態勢なども見直し、慎重にやったほうがよいと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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