天気に合わせてリスティング広告の設定を変更する

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リスティング広告を運用している会社や店舗の中で、実店舗を営業されている方に限らず季節や天気により集客の増減があるという業種もありますよね。

その商品の内容にもよって変わると思いますが、例えば、飲食店を営業しているのであれば「雨の日はお客様の入りが悪い」とか、ECサイトでも雪関連のグッズを販売していたとしたら「天気予報で週末に雪が降る予報が出たらよく売れはじめた」とか、そういった事もあると思います。

リスティング広告の特長の一つとして、「設定をすぐにアカウントへ反映する事が出来る」というものもありますよね。

新しいキーワードの追加や、広告文の差し替えや広告のリンク先ページのURL変更など、リスティング広告を運用する上での修正があった時にはすぐに変更する事が出来ますし、管理画面で「効果が薄いな」と感じた時や、「もっと効果を伸ばしたい」と思った時にも、その場ですぐに変更をする事が出来ます。

また、入札価格を変更したり、スマートフォンへの広告配信を強めにしたり、配信地域を変えたりといった事も出来ます。

このような特長を踏まえて、先程の天気の例で言えば「雨の日はお店に来店する人が少なく、情報収集している人が多いから入札価格を少し下げる」とか、「晴れている日は外から検索する人が多いだろうからスマートフォンの入札価格を上げておく」とか、「天気予報で雪の予報が出たからいつもの1.5倍の予算を張り込む」とか、そういったことも可能です。

雨が降った時に来店するお客様が少ないから入札単価や1日の予算を下げるのか、それとも、来店するお客様が少ないからこそ、よりお店の認知を高めて集客するのかは、広告を出稿する側の方針によって変わってくると思いますので一概にどちらが良いのかというのは言いきることが出来ませんので、効果を確かめるという意味で、色々なパターンを繰り返し試してみて、より効果の上がる方法を見つけていく事が大切だと思います。

検索するユーザーや自社のお客様となりえる人、普段インターネット経由で来店する人はどういう経緯で探し、来店するのか?という事の仮説を複数立てた中で、広告予算をどのように活かしていくのか、という視点から戦略を立てていくと、意味のあるトライアンドエラーが出来るのかもしれません。

こういった天気による配信の設定を変えるという方法は、土日/平日で広告配信を変える時や、年末年始やGWなど長期のお休みの時にの同じように使う事が出来ますよね。

もちろん自分のお店自体、お休みにしているとかその期間は対応が出来ないというのであれば、リスティング広告を出すか出さないかという検討からしなくてはいけませんが、そうでないならば、「お客様が少なくなる時期だから」と競合他社がオフにするかもしれない時期は低いクリック単価で掲載順位も通常より高めで、クリック数を伸ばす事が出来る時期でもあります。

また競合他社が少ないという事は、それだけ選ばれる可能性も高くなりますよね。

「お客様が少なくなる時期だから」という理由だけで広告を停止したり1日の予算や入札価格を抑えてしまうのではなく、集客を伸ばすチャンスがあるならトライしてみたいところです。

最後に、この天気によるリスティング広告の設定を変える方法は、手間がかかりそうな気もしますが、あらかじめ準備しておけば、毎日管理画面を見ているのであればそんなに大変な事もないと思いますので、このように天気の変化に売れ行きが左右されるのであれば試してみると面白いかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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