低予算でリスティング広告を運用するときの考え方

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リスティング広告は広告を出稿する際の広告費は「いくら以上」と決まっているわけではないため広告主が広告予算を自由に決める事ができます。

リスティング広告導入時に、まだどれくらいの効果があるのか全然わからないから最初は少ない金額で試しに始めてみたいという方もいらっしゃると思いますし、最初は広告費自体少額にして効果を見ながら徐々に上げていこうと考える方もいらっしゃいますよね。

そういった方は、まず広告予算を決めるときに「月/○万円」というように決めるのではなく「まずは○万円使いきってみよう!」と考えたほうが良いと思います。

つまり「月」という事を意識しないという事です。

「月/○万円」というように決めてしまうと、アカウントを設定する時に1日あたりの予算を、この広告予算÷30で設定するため、予算によるインプレッションの損失が出てしまい、結果として機会損失を生んでしまいます。

仮に1万円でリスティング広告をやってみようと思ったら、1万円÷30日で1日あたりの広告予算は333円という事になります。

リスティング広告では、その一日の予算に応じて広告配信を自動制御され間引いて表示されるので(設定にもよりますが)入札しているキーワードで検索しても全然広告表示がされないという状態になってしまいます。

また、キーワードにもよりますが333円だと1クリックで終わってしまう可能性もあります。そうすると、その1クリックだけでその日の広告配信が終了してしまうという事になりますね。

広告の配信頻度が低ければコンバージョン率(CVR)も下がる傾向がありますし、検索するユーザーが自社のウェブサイトに訪問して、その場で即決してもらえるとも限りません。

リスティング広告は比較検討される広告媒体なので、自社のウェブサイトへ訪問し広告のリンク先ページ(ランディングページ)の内容を読んで商品やサービスに興味を持ってもらったとしても「念のためよそも見てみよう」と思い、競合他社の広告を一通り見て回って再度戻ろうとした時に広告が出ていなかったので再訪出来なかったという事も考えられます。

そうすると本当はコンバージョンに繋がっていたかもしれないのに、「試しに導入してみたリスティング広告だったのに全然効果がないや」という判断にも繋がってしまう恐れがあります。それってすごくもったいない事ですよね。

そうしないためにも、低予算でリスティング広告を運用するのであれば「まずは使い切る」というような考え方をしていたほうが良いと思います。

もちろん、リスティング広告でコンバージョンが発生するポイントの一つに例えば月初、月末というように日にちとか、曜日という概念もあるので、短期間に予算を集中してしまうとそういったコンバージョンが獲得出来るポイントを見逃してしまう恐れもありますので注意しなくてはいけませんが、まずは低予算で広告を試してみるときは期間をあまり気にせずに配信してみて、その後リスティング広告を継続していくと決めた段階で適正な予算を決めて運用すると良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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