通常期以外を攻める:年末年始の「ユーザー状況の変化」を捉えたリスティング広告戦略

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今年も残すところあとわずかとなり、リスティング広告の運用においても年末年始の対応を考える時期がやってきました。年内に新しい広告文やキーワードの反映を希望する場合、通常、広告媒体の審査スケジュールに応じて締切日が設けられます(例えば、過去には12月18日や22日が年内反映の最終入稿日と発表されたこともあります)。

この年末年始、広告主の対応やサービス形態によって、「休業期間だから広告を止めてしまう」方と、「今までと変わりなく出稿し続けていく」方に分かれます。しかし、もしあなたが広告を出し続けることを選択するのであれば、普段と同じ広告を出し続けるのではなく、年末年始用の特別なプロモーションを考えることが、成果を最大化する鍵となります。

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通常とは違う「検索するユーザーの状況」を意識する

年末年始のような「通常とは少し違う」期間は、検索するユーザーの状況もいつもとは異なります。この変化を意識することが、より効果的なプロモーションをおこなうために重要です。

1.検索する場所とデバイスの変化

通常、会社員の方などは仕事中にオフィスで検索することが多いかもしれませんが、年末年始は多くの方がお休みに入ります。お仕事が休みであれば、検索をする場所が変わります。会社ではなく自宅だったり、外出先であったりします。

場所が変われば、検索をするデバイスも変わる可能性があります。普段はパソコンからの検索が多いウェブサイトだったとしても、タブレット端末やスマートフォンからの検索が多くなることは十分に考えられます。この仮説を立てるならば、事前にスマートフォンやタブレット端末でウェブサイトを見たときにどう見えるのか、表示崩れはないかなどを検討し、準備しておく必要があります。

もしスマートフォンユーザーへの露出を増やしたいと判断するならば、モバイル端末向けの入札価格の調整率を普段より高めに設定しておくなどの対策を講じる必要があります。

2.新しいニーズの掘り起こし

年末年始は、多くのユーザーにとって「年始」をきっかけに何か新しいことを始めようと考える絶好の機会です。「今年は去年と違う1年にしよう」と考え、スポーツクラブに通おうかと検討したり、習い事を始めようかと検討する方が多くいらっしゃいます。

そういった、新しい行動を検討しているユーザーに向けて、新年の意気込みに合わせた広告を仕掛けていくのは非常に効果的です。習い事だけでなく、普段使いなれているモノを「新しく新調しよう」と考える方もいますので、様々な業種や業界で活用できるチャンスが眠っています。

3.BtoBにおける戦略的なアプローチ

BtoCの商材だけでなく、BtoBの商材やサービスであったとしても、同様に年末年始は検索をする状況が変わってきます。

普段は業務に追われて忙しく、ゆっくり比較検討ができないけれども、休みの間は少し時間があるからじっくり考えてみよう、というユーザーもいると思います。こうしたユーザーに対しては、じっくり検討できることを前提とした、より詳細な情報や比較検討材料を盛り込んだ広告やランディングページで訴求することで、伝え方を変えるだけで成果が変わることがあります。

4.親族へ向けた間接的な訴求

年末年始は親族と顔を合わせる機会が増えるという方も多くいます。何か大きな買い物や、そういった親族の理解を得たい商品・サービスがある場合、普段はその本人に対して訴求している広告を、親族の方へ向けたものにしていくというのも、面白いアプローチとなるかもしれません。

普遍的な運用哲学への応用

今回は「年末年始だから」という具体的な期間を例に挙げましたが、この考え方は年末年始に限った話ではありません。

普段から、「ユーザーはどのような状況で検索をするのか、どのような状況で探しものをするのか」を想像することが重要です。その想像に基づき、広告の出稿の仕方や表現などを考えていくと、今まで以上の成果を上げていける可能性が高まります。

リスティング広告は表面的なターゲット設定だけでは成果が出ません。ユーザーの物理的・心理的な状況を深く理解し、それに合わせたメッセージと設定を施すことが、年間を通じて成果を伸ばすための運用哲学となります。

まとめ

リスティング広告において年末年始などの特殊な期間で成果を最大化するためには、「休業期間か否か」という対応可否の判断だけでなく、ユーザーの検索状況の変化(場所、デバイス、心理的なニーズ)を深く意識することが不可欠です。具体的には、モバイル端末への対応を強化したり、年始の「新しいことを始めたい」というモチベーションに合わせたプロモーションを実施したり、BtoBでは比較検討に時間を割けるユーザーへの伝え方に変えたりすることが有効です。この「ユーザーの状況を想像する」という視点は、特定の期間だけでなく、普段から広告の出稿方法や表現を考える上で欠かせない、普遍的な運用哲学です。この戦略的アプローチにより、表面的なターゲティングに留まらず、より深い成果達成を目指すことができます。

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