単体のビッグワードはどうすべきか

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リスティング広告を運用する事において、どのようなキーワードに対して広告を出していくのか、というキーワード選定は非常に大切な作業の一つですよね。

一般的には”キーワードの検索意図を考えて設定をする”という観点から、一つの単体のキーワードよりも、「○○ 通販」とか「△△ 価格」などというように、2語以上の掛け合わせキーワードで”購買意欲の高いユーザー”を狙っていく事が良い事だと言われています。

ですが、”キーワードの検索意図を考えて設定をする”という事であれば、別に、単体のキーワードを入札する事が悪いわけではありませんよね。

単体のキーワードでも、それだけで購入の意思がある、購買意欲の高いキーワードも存在します。

例えば、「日焼け止め」 とか。

「日焼け止め」というキーワードで検索をするユーザーは、”日焼け止めが欲しい、買いたい”と思っていて、じゃあ「どの日焼け止めがいいかな?」「どこのメーカーの商品を買おうかな?」と検索をしている人がほとんどで、「日焼け止めが何なのか?」と日焼け止めについて調べようとしているユーザーはほぼいません。

このようなキーワードで検索をするユーザーは、特定の日焼け止め商品を決めているわけではないと思いますので、他社よりもどこが優位なのかをわかりやすく広告文で説明し、まずはユーザーの”選択肢の一つ”に入っていく事が大切です。

この単体のキーワードを入札する時の注意として、キーワードによっては部分一致で入札すると、「ワードが広がり過ぎてしまう」という恐れがあります。

ビッグワードの部分一致だと、それこそターゲットユーザーもそうでないユーザーもとにかく多くの検索クエリに対して広告が表示されてしまう事が多々ありますので、きちんと除外キーワードの設定も忘れずに行いたいところです。

また場合によっては、「他に入札している2語以上の組み合わせキーワードがうまく表示されなくなってしまう」恐れもありますので、単体のキーワードを入札する時には、除外キーワードの設定をすると共に、他に入札している2語以上の掛け合わせキーワードとバッティングしないよう、それらのキーワードとは広告グループやキャンペーンを分けて、お互いに除外キーワードの設定をきちんとするなどの対策も必要です。

単体のキーワードは「完全一致」で入札するというのも手段の一つだと思います。

単体のキーワードの入札について、今回は「購買意欲が高い」というように検索意図がある程度統一されていれば入札したほうが良いのではないか、という内容でしたが、これも理由の一つに過ぎず、単体のキーワードを入札するメリット/デメリットというのは他にもありますので、広告予算やマーケティング活動の目的などとの兼ね合いで出稿は検討すべきかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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