Googleアドワーズ 新しいキャンペーンタイプ「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」

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Googleアドワーズには、検索結果の画面に表示される検索連動型の広告とニュースサイトやブログなどに表示されるディスプレイネットワークがあります。

潜在的な興味関心を持っているユーザーを集める事が出来る点や、膨大なインプレッションからクリックを集める事が出来る点、最近は様々なターゲティングが出来る点など、ディスプレイネットワークは日々進化していますが、先日、そのGoogleアドワーズのディスプレイネットワークに関するものとして、新しいキャンペーンタイプ「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」が新しく追加されるという事が発表されました。

現在、Googleアドワーズのアカウントで新しくキャンペーンを作る場合、「検索/ディスプレイネットワーク」と「検索のみ」、「ディスプレイネットワークのみ」というように広告配信方法についてキャンペーンタイプを選ぶ事が出来ますが、新たに「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」というキャンペーンタイプが追加されるそうです。

この「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」とは、ディスプレイネットワークを、広告の成果が上がりやすい場所、タイミングを従来よりも高い精度で予測して広告の表示機会を厳選し、広告配信するキャンペーンタイプとの事。

Googleアドワーズの公式ブログでは、この「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」を検索のみのキャンペーンで使用した場合、初期テストで顧客を15%増やす事に成功したそうです。

従来の「検索/ディスプレイネットワーク」のキャンペーンタイプと何が違うのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。私も最初はいまいちピンと来ませんでしたが、要はターゲティングの方法などで変わってくると思いますが、従来の「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンとの違いは、その効果の上がりやすい場所へタイミング良く配信し、商品やサービスへの関心が高いユーザーへの配信が出来る点だという事だそうです。

より関心の高そうなユーザーへ広告配信するように設計されているため、「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンに比べて広告の表示回数は少なくなるようですが、その分、興味関心の強い少人数の見込み客に配信されるそうです。

Google内部のテストにて「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンと新しい「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」で比較したところ、広告のクリック率が平均30%アップ、1件あたりの獲得コスト(CPA)は35%削減されたという結果が出たそうなので、「検索/ディスプレイネットワーク」のキャンペーンタイプで運用している場合には、この新しいキャンペーンタイプを使ったほうが良いのかもしれませんね。

ちなみにGoogleアドワーズヘルプによると、現在、「検索のみ」、「ディスプレイネットワークのみ」とキャンペーンを分けて運用している場合には、予算や単価、ターゲットの設定を柔軟に出来るため、そのままのほうが良いみたいです。

ディスプレイネットワークも運用されている方は、検索とキャンペーンを分けている方も多いと思いますので、そういった方は今回の変更は特別気にする必要はないみたいです。

「検索/ディスプレイネットワーク」キャンペーンは、今後数週間以内に無くなるという事で、この間にアップグレードしておいたほうが良いと書いてありました。

どちらが良いのかというのは、それこそ賛否両論あるのかもしれませんが、基本的には検索とディスプレイネットワークは、上記の通り予算配分など柔軟に対応が出来るのでキャンペーンは別にしたほうが運用しやすいと思いますが、今まで「検索/ディスプレイネットワーク」のキャンペーンタイプを使っていた方は、この新しいキャンペーンタイプを試してみるのも良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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