アクセス数を増やすだけで見えてくるものがたくさんある
2016年4月1日
リスティング広告をまだ導入した事のない方からすると、リスティング広告は「アクセス数を増やすためのものでしょ」と認識している方が多くいらっしゃいます。
確かに、アクセス数を増やすためのもので間違いではないのですが、リスティング広告を運用している方が、このような返答を聞くと、ちょっと認識が違うなと思ってしまいますよね。
リスティング広告は検索ユーザーが検索をするキーワードに合わせて、その検索結果の画面に自社の広告を出すことが出来る広告です。
なので、「ただ単にアクセス数を増やすことが出来る広告」というよりは「数はともかく、ターゲットユーザーを連れてくることが出来る広告」と言ったほうが、リスティング広告運用担当者からするとピンときますよね。
ただ、「リスティング広告を使ってアクセス数を増やす」という視点はすごく大切なことだと思います。
例えば、リスティング広告など特に何もしていない状態のウェブサイトで、月間のアクセス数（セッション数）が100だったとします。
このウェブサイトの持ち主の方が「一か月間にお問い合わせは1件も無いんだよ」と言っているのを聞くと、「ああ、やっぱりね」とか、「ですよね」なんて思ってしまいますよね。
方法はともかくとして、この月間100セッションのウェブサイトに対して、月間1,000セッション、2,000セッションとアクセス数を増やしていったらどうなるでしょうか？
もしその中から1件でも2件でもお問い合わせが入るようになったら、「それはどこからのアクセスだったのか」を調べて、次はどうすればそこからのアクセスを増やすことが出来るのか考え、実行していけば、自然とウェブサイトからのお問い合わせ数を増やしていく事が出来るようになると思いませんか？
また月間1,000セッション、2,000セッション増やしてもお問い合わせが1件もなかった場合、まず、どこからアクセスを増やしたのか確認し、「ターゲットユーザーに見てもらっているのか？」検証してみると良いと思います。
もしターゲットユーザーからのアクセスではなかったのであれば、まずはターゲットユーザーにウェブサイトを訪問してもらうためにどうしたら良いのか考えて実行していく事になりますし、ターゲットユーザーに見てもらっているのにお問い合わせに繋がっていないというのであれば、扱っている商品やサービスの良さや価値を十分に伝えられていないというように考えられますので、伝え方を変更していくなど、いろいろと出来ることがありますよね。
このように、アクセス数を増やすだけで、自社のウェブサイトに対して、自社のマーケティング活動に対して出来ることややるべきことをたくさん見つけていく事が出来ます。
「アクセス数を増やす」、ということについて、今ではSNSを活用したり、または自社媒体やブログなどを使ってのコンテンツマーケティングなどいろいろと方法はありますが、手っ取り早くターゲットユーザーを連れてくる方法の一つとして「リスティング広告」が非常に有効です。
もちろん広告費がかかりますが、その広告費以上に、手間を掛けず簡単に、多くのターゲットユーザーをウェブサイトに連れてくることが出来るツールがリスティング広告だと考えています。
「アクセス数を増やすだけではねぇ・・・。」と、リスティング広告の導入を躊躇している方がいたら、アクセス数を増やすだけではないけども、仮にアクセス数を増やすだけでも見えてくることがたくさんあるのだから・・・、と、「ターゲットユーザーからのアクセス数を増やすことが出来ますよ」と声を大にして言いたいと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
