効果的なキーワードを見つけていく方法
2022年4月19日
リスティング広告はユーザーがキーワードを使って検索をおこなった、その検索結果画面に広告が表示されますよね。
なので、”キーワードの選び方”というのが非常に大切になってくるというのは、広告主の方々それぞれの共通の認識だと思います。
リスティング広告を導入する一番最初の時というのは、自分たちで「こういうキーワードがいいかな」とか「お客様はこんなキーワードで検索するだろう」なんていうものを選んでいったり、あとはYahoo!広告やGoogle広告にあるキーワードツールという広告出稿するにあたってのキーワードを提案してくれるツールなどもありますので、そういったものを使っていく方も多いと思います。
ただし、自分たちで考えたキーワードというのは、買い手側であるお客様が検索をするキーワードではないケースというのも多々ありますし、キーワードツールで出てくるキーワードもあくまでも関連語や、検索ボリュームの多いキーワードが出てくるだけなので、リスティング広告で出稿をする上での”効果的なキーワード”であるかどうかというのはわかりません。
広告主としては、あくまでもコンバージョンに繋がりやすい”効果的なキーワード”を求めているわけで、どのように効果的なキーワードを見つけていくべきかというのは頭を悩ませる問題の一つになる事もありますよね。
効果的なキーワードの探し方について、その方法は様々あるかもしれませんが、方法の一つとして、「部分一致キーワードの検索クエリレポートを活用する」といった事も出来ます。
リスティング広告でキーワードのマッチタイプを完全一致以外に設定していると、入札しているキーワード以外でもマッチタイプによって、様々なキーワードで広告が表示されます。
「目黒区 マンション」というキーワードを部分一致で入札したら、「目黒区 マンション 賃貸」と前後にキーワードが入った語句でも表示されますし、「目黒区 不動産屋」など意味が近い語句でも表示されていきます。
これら入札したキーワードではなく、「実際に広告表示やクリックに繋がった検索語句」を確認する事が出来るのが、この検索クエリレポートなのですが、このレポートを確認して、「ああ、こういうキーワードは確かにサービスに近いかも」というものを見つけていき、それらのキーワードを入札していくと良いかもしれません。
また、上記の例のように「目黒区 マンション」よりも「目黒区 マンション 賃貸」のように、2語のワードよりも3語のワードのほうが、ペルソナが明確になります。
どのような悩みがあるのか、どのようなサービスを望んでいるのかというのが明確になりますので、そうすると伝えるべきメッセージも明確になりますので、よりユーザーの気持ちに合わせた伝え方が出来ます。
効果的なキーワードを探し出し、そのキーワードに合わせた伝え方というのもそれぞれに考えることが出来たら、それはさらに効果的なものになるのではないかなと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
