“検索する状況”からリスティング広告の設定を考えてみる
2017年11月29日
リスティング広告の設定をおこなう際に、ターゲットユーザーの事をよく考えるのだと思いますが、その際にターゲットユーザーが「検索をする状況」というのも考えながら設定を進めていくと、より正確にメッセージを届けることが出来ますよね。
検索をする状況というのは「急いで探している、緊急な状況」だとか、「出先で検索をしている」とか、「会社で業務時間中に検索をしている」とか「ちょっと落ち着いた時に検索をしている」とか。
例えば「急いで探している、緊急な状況」で言えば、鍵を無くてしまった場合など。
これかなり緊急事態ですよね。
鍵を無くした事に気が付くのは大抵の場合、家の前、ドアの前で鍵をカバンなどから出そうとした時に・・・という状況になると思いますので、検索はやはりスマホから、色々と精査する余裕は時間的にも精神的にも無いと思いますので、検索結果で出てきたところを上から見ていって・・・、自分の居場所で今すぐ対応してくれそうなところで・・・、帰宅時だと夜になっている、またはお酒を飲んで鍵を無くしてしまったなんて事も考えられますので時間帯は深夜や下手したら朝方になっている事も・・・。
このようにターゲットユーザーが検索をする時の状況を考えていくだけで、リスティング広告で「すべき設定」が見えてきます。
スマホへの出稿は必須で、費用対効果が合うならばなるべくなら検索上位、広告文にも今現在の時刻でも対応出来ること、その場所も対応エリア内だということも書くべきですよね。
さらに広告のリンク先ページにも、依頼後にどれくらいで解決するのか、料金はいくらなのかがすぐに、わかりやすく表示してあれば尚良いと思います。
この他にも、一般的な商材と比べて比較検討期間の長い商材、例えば分譲マンションとかでは「ちょっと落ち着いた時に検索をしている」という状況を考える事も出来ます。
やはり平日昼間のオンタイムではなく、平日の夜とか週末だとかに色々と情報収集がてらに検索をおこない、よさそうな物件や情報があればアクションを起こそうと考えている状況、急いでいるわけではないけれどもいい物件があれば見に行ってみたい・・・。
このような状況のユーザーであれば、PCへの出稿はもちろんですが、最近は家でもスマホで検索という方は非常に多いのでスマホへも出稿。
出稿する時間帯も週末だからとか深夜だから抑えるというのではなく、そういう状況だからこそ週末や夜も出稿をし続け、また年末年始など大型連休の時とかも出稿するのはアリですよね。
物件の伝え方もわかりやすく、広告文ではざっくりと条件を伝えることでふるいにかけて、広告のリンク先ページでは魅力が伝わるように情報量も多めに・・・、さらに有益な最新情報を受け取ってもらうためにメルマガ登録の仕組みを作ったり・・・と、こちらも状況で効果的なリスティング広告の設定を考えていけますよね。
ターゲットユーザーが「検索をする時の状況」を深く考えていくと、リスティング広告をより有効に、効果的に活用するための設定方法も見えてきますので、ぜひ実践してみてください。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
