期間限定の集客にリスティング広告を活用する時に気を付ける5つの事
2017年8月21日
リスティング広告は、広告のオン/オフを自由にコントロールする事が出来たり、広告予算を決めてその中で運用をしたりする事が出来るという特長があるので、恒常的な集客はもちろんですが、期間限定の集客や季節限定の集客などにも向いていますよね。
例えばセミナーの集客であれば、「セミナー開催の前日までに○○人集客する」というような広告の出し方になると思いますし、夏休みやお盆休み、これからならクリスマスやお正月など、その季節に合わせた期間限定の集客をする際に活用する事が出来ます。
こういった期間限定、季節限定の集客というのは、限られた業種の話だけかと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが実はそんなことはなくて、様々な業種・業態で活用していく事が出来ます。
広告文や広告のリンク先ページで「期間限定」等の文言が入っていた場合、やはりユーザーの目を引くことにもなりますので、活用の仕方はいろいろとありそうですよね。
この期間限定の集客をリスティング広告でおこなっていくときに注意すべき点としては以下のようなものがあります。
・キャンペーンを別で用意する
・予算不足にならないようにする
・期間限定キャンペーン用の広告は早めに用意しておく
・そのキャンペーンに合わせた広告文、広告のリンク先ページにする
・終了日を忘れないようにする、もしくはスケジュール機能を活用する
1つ目の「キャンペーンを別で用意する」というのは、通常の期間限定ではないキャンペーンと並行して出稿する場合、仮に通常のキャンペーンとターゲティングの設定が同じだからといって、同じキャンペーン内に期間限定の広告を作らないようにしたほうが良いという事です。
キャンペーンを分ける事で、予算管理も別で出来ますし、後々、効果測定をする際などにもキャンペーンを分けておいたほうがなにかと便利です。
2つ目の「予算の不足がおこらないようにする」は、集客期間の終了前に予算がすべて消化してしまうということは避けたほうが良いという事です。
セミナーやイベントなど、開催間近や締め切り間近に申し込みが増えるものもあると思いますので、集客期間中は予算が不足しないように、ある程度余裕を持った予算設定をすると共に、場合によっては集客期間中に露出のタイミングを制限するなど、手を入れていく必要もあるかと思います。
3つ目の「期間限定キャンペーン用の広告は早めに用意しておく」は、期間限定の広告が始まる少し前までに、キーワード、広告文、広告のリンク先ページは用意しておくという意味です。
集客期間直前に入稿しても、広告審査がありますし、場合によっては審査NGとなってしまいスタートが遅れてしまうなんて事にもなりますので、スケジュールも余裕を持って設定しましょう。
4つ目の「そのキャンペーンに合わせた広告文、広告のリンク先ページにする」は、期間限定の集客をおこなう場合には、それ専用の広告文、リンク先ページを用意したほうが良いという事です。
あたり前の話ですが、広告文、広告のリンク先ページで期間限定や季節限定だという事を訴求しなければ意味がありませんからね、セミナーとかイベントの集客をする場合でも同じ事が言えます。
最後に「終了日を忘れないようにする、もしくはスケジュール機能を活用する」は、文字どおり、集客期間が終わったら速やかに広告も終わらせるという意味です。
たまに「○月△日開催」と過ぎた日にちの広告文が出ているなんて事もありますが、そんな広告を出していてもハッキリ言って広告費の無駄になるだけですし、広告費の無駄以上に、企業としてのイメージも損なわれてしまいますよね。
いい事は全くありませんので、集客期間が終わったら速やかに広告も終了させましょう。
手動でキャンペーンを停止させるのでもいいですし、スケジュール機能でキャンペーンを停止させるのもよいと思います。
以上、期間限定の集客にリスティング広告を活用する時に気を付ける5つの事をお伝えしました。
こういった期間限定の集客や季節限定の販売というのは、コンバージョン数を増やすきっかけにする事も出来ますので、使える時にはどんどんやっていくのも手の一つかなと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
