Yahoo!ディスプレイアドネットワーク（YDN）で動画広告がスタート
2017年3月21日
先日2017年3月15日（水）からYahoo!ディスプレイアドネットワーク（YDN）で動画広告が配信できるようになりました。
Youtube広告などの動画広告が近年伸びている背景があり、Facebook広告などに代表されるインフィード型の広告でも、最近特に動画の広告が増えてきましたので、それを踏まえてのYDNでの動画広告スタートなのだと思います。
YDNの動画広告ですが、まずはスマートフォン版Yahoo!アプリ内のタイムライン枠から順次掲載がスタートするとの事で、今後はYahoo!の関連するサイト内でも動画広告の掲載が始まっていくかもしれませんね。
スマートフォン版Yahoo!アプリ内のタイムライン枠というのは、YDNのインフィード広告と同じ掲載面という事ですので、そう考えるとイメージしやすいかもしれません。
このYDN動画広告ですが、課金方式はクリック課金ではなく”動画視聴課金”だそうです。
課金のタイミングは「可視領域に動画部分が50%以上出てきたときに動画がスタートされ、その動画が10秒以上再生された段階で課金」になるとのこと。
10秒未満の動画については、最後まで再生されたら課金、広告からリンク先URLへの遷移をした場合は特に広告費用はかからないとのこと。
また入札価格の設定は「1000回再生に対しての入札価格」だそうで、最低入札価格は1000回/1,000円（1再生1円）からだそうです。
例として、5,000円と入札したら、1再生あたり5円課金されるという事になります。
広告の掲載形式ですが、タイムライン上に動画領域+テキスト広告領域とセットで表示され、タイムライン上に動画の領域が50%以上表示されたら動画がスタートされ、動画部分をクリックしたら、動画が全画面で表示され、テキスト広告領域をクリックすれば、設定してあるリンク先URLへ遷移していきます。
動画の入稿可能な長さについてですが最小5秒から最大60秒までとのことです。
広告に限らず、これからもどんどん動画を使ったプロモーションというのは増えていくと思います。
そういった意味では、入稿しやすさという点でYDN動画広告は動画広告を始めるにはちょうどよい媒体かもしれませんので、今まで動画広告をやってみようかどうしようかと考えていた方は、この機会にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
