ターゲットユーザーを見つめ直す
2017年2月17日
「ターゲットユーザーは誰なのか」というのは、リスティング広告を運用し、成果を出していくために最も大切な事と言っても過言ではないと思います。
キーワード選定にしても、広告文の作り方や伝え方にしても、ランディングページでの魅せ方、誘導の仕方にしても、アカウントのターゲティングの設定にしても、それらすべては「ターゲットユーザーは誰なのか」という基本中の基本から考えが始まっていき、組み立てていく事になります。
なので、リスティング広告を始めるときだけではなく、ウェブサイトを作る時、ランディングページを作る時にも、この「ターゲットユーザーは誰なのか」という考え方を中心に置いておかなければいけません。
ただ、最初のうちはきちんとペルソナを作り、明確なターゲット像を想像していたのに、リスティング広告を運用し始めて、改善をしたりなんだとしている内に、”想定していたターゲットユーザーと施策が徐々にズレていってしまう”ということもありますよね。
また、「想定していたターゲットは、実は本当の狙っていたターゲットではなかった」なんてこともあります。
そういった間違ったターゲティングのままリスティング広告を続けてしまうと、コンバージョンが取れないばかりか、無駄なクリックが多くなり広告費的にも損失が出てきてしまいますので、そんな時にはターゲットユーザーを今一度見直す、という事が必要になってきます。
自社の商品を欲しいと思うユーザーは誰なのか、何に悩んで、どのような解決を望んでいるのか、どこ（場所）で、どんなタイミングで検索をするのか、その商品に対する知識のレベルはどれくらいなのか、などなど、ターゲットユーザーをもう一度、イチから定義してみて、そのターゲットユーザーに対して「一貫して」メッセージを伝えているのかを確認すると良いかもしれません。
リスティング広告で、「色々な改善施策を定期的にやっているのに全然成果が上がってこないんだよね」という方がたまにいらっしゃいますよね。
もちろんその方は手を抜いているということはなく、真剣に運用をされているのだと思いますが、もしかしたら努力の方向が間違っているというか、ターゲットユーザーとはちょっとズレたところにメッセージを発信してしまっているのかもしれません。
もしそういう方がいらっしゃったら、今一度、「ターゲットユーザーを見つめ直す」という事をやってみると良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
