リスティング広告の即効性
2016年4月6日
リスティング広告の特長の一つに「即効性がある」というものがあります。
リスティング広告は、いろいろと初期設定やターゲティングをしないといけない部分もありますが、基本的には広告費を入金し、広告の審査が通ってしまえば、すぐに広告出稿をする事が出来ます。
自分でも入札をしているキーワードを検索してみて、広告が出ていることを確認したりすることが出来るので、初めて出稿をしたときとかはその効果にすごく期待しちゃいますよね。
もちろんすぐに効果が出る事もあると思いますが、最初のうちはなかなかお問い合わせに繋がらなかったり、コンバージョンが発生しなかったりと、即効性を感じられなかったという方もいらっしゃると思います。
この「即効性」というのはリスティング広告の特長の一つでもありますが、リスティング広告を導入してみて、仮に効果がすぐに表れなかったとしても、そこで「こんなもんか」と諦めるのではなく、効果が出なかったら「その原因を考えて改善していく」という事が非常に大切です。
効果が出る/出ないに関わらず、広告の「配信結果」は数値として残っていきます。
その結果を元に、より効果的な運用をしていくためにはどうすべきか、と考えていく事が重要で、そこから生まれる新たな施策はすぐに広告へと反映させていく事が出来ますので、そういった施策の繰り返しが「効果的なリスティング広告運用」への近道とも言えると思います。
“考えた改善策をすぐに広告の反映する事が出来る”というのは、すこし意味が違うのかもしれませんが、「即効性」の一つかもしれません。
“リスティング広告の即効性”は特長の一つですし、その即効性に期待する事は悪いことではありませんが、”効果改善が出来る”というのも、リスティング広告の最大の特長でもあると思いますので、出稿したあとの結果だけを見て、それだけで判断をするのではなく、改善策を考えて色々と施策をしていく事がとても大切なことだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
