リスティング広告を導入する時には予測と計画を立てる

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リスティング広告の導入をご検討されている段階で一番気になるところが「果たしてどれくらいの効果があるのかどうか」だと思います。

「やってみなければわからないよ」などと無責任な事を言ってしまうこともありますが、やはりあくまで予測であり想定であったとしても、どれくらいの効果が見込めるのかどうかというのは確認しておきたいところだと思います。

あらかじめ、広告費をいくら位かけたら、どれくらいのお問い合わせやお申込みが見込めて、その結果いくら位の利益が見込めるのか、という事だけでも想定しておくことは大切かもしれませんね。

リスティング広告は掲載結果が全て数字で出てきますので、入札を予定しているキーワードのクリック単価(CPC)の相場感や広告のリンク先にするページ、ウェブサイトのコンバージョン率(CVR)がわかれば、いくら位の広告予算でどれくらいの反応が見込めるかどうかを確認することが出来ます。

もちろんザックリと「大体こんなもんか」と把握するくらいであれば以上のことだけでも十分リスティング広告をはじめるかどうかの判断材料にもなりますが、もう少し詳細なシュミレーションを出してみたいというのであれば、客単価やリピート率、リピート客単価なども計算に含めていくと良いと思います。

さらに6ヶ月でも12ヶ月でも継続しておこなっていく場合はどうなるのかという計算も出していくと、それをそのままウェブマーケティング計画に使うことが出来ますので、実際にリスティング広告を導入し運用する際、出てくる数値とリスティング広告開始前の計算を見比べながら改善をしていく事が出来ます。

キーワードのクリック単価などは予測ツールなどの数値を基に出すことが出来ますが、クリック単価は広告の品質や競合他社などの影響で変わりますので、予測数値と実際の運用時のクリック単価が違うということも多々ありますので、いくつかパターンを想定し計算してみると良いと思います。

また広告のリンク先ページ、ウェブサイトのコンバージョン率に関しても、リスティング広告をはじめて導入する場合、今まで訪問してもらっていたユーザーとは違うユーザーからの流入が増えることが考えられるので、今までのコンバージョン率をそのまま当てはめるのではなく、こちらもいくつかのパターンで計算を出してみましょう。

客単価に関しては、例えば単品通販であったり、サービス料金が固定のものを提供しているなど、客単価がほぼ決まっている商品やサービスであれば、そのまま計算に使う事ができますが、そうでない場合は先ほども書いたとおり実際のビジネスとインターネットユーザーとでは違う場合もありますので、そういう点も考慮して計算してみると良いでしょう。

このように計画を作っておくと、あらかじめその計算から事前に起こるかもしれない問題点や、問題が起こったとき「こういう状況になったらこういう施策」というような改善シュミレーションもすることが出来るので、少し安心感を持ってリスティング広告を導入していく事ができます。

ただリスティング広告導入後に起こりうる問題点やその問題点に対する改善シュミレーションなどはリスティング広告を運用してきたことのある経験者ではないと難しいかもしれませんね。

以上のようにリスティング広告導入に対して、様々な角度からうまくいくかどうかと検討をし、色々と起こりうる問題点を考えてみても、実際にリスティング広告を運用しはじめたら想定外の結果が出た!ということももちろんあります。
そういった時にはきちんと問題点と向き合い、対応をしてアカウントを改善していくという事が大切だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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