他社ばかりに目を向けずに

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リスティング広告は検索エンジンで検索をした後の、”検索結果画面”に広告を表示させることが出来ます。

ユーザーとしては「検索」というさがしものをした直後に広告が表示されるため、Юz-あのニーズと合致していればコンバージョン等、その後のアクションにも繋がりやすいですよね。

また、決して売り込まれているわけではないので、ユーザー側から見てもあまり嫌な気持ちにもなりません。

そういった理由から、リスティング広告は他の広告媒体と比べて、比較的購買に繋がりやすい広告媒体とも言われています。

ただ、これもリスティング広告の特徴の一つですが、大抵の場合、「競合他社の広告」も一緒に表示されるため、他社と比較されやすい広告媒体であるとも言えます。

そのため、リスティング広告で成果を出すための大切な要素の一つに”競合他社に勝てているか”というものも含まれてくるので、嫌でも競合他社の広告は気になりますよね。

もちろん、競合他社の事を気にする事は悪い事ではないのですが、そこばかり気にしていると本質的な改善にならないケースもあったり、結果的に損をしてしまうケースなどもあります。

よくあるのが「A社よりも上位に広告を掲載させたい」という要望。

上位掲載させる事は悪い事ではありませんし、競合他社よりも優位に立つために、そこよりも上位に広告を掲載させるということは間違いではありません。

しかし、上位に掲載させるということはクリック単価が高くなる恐れもありますし、今までよりも1件あたりの獲得コストが上がってしまい、費用対効果が悪くなる可能性もあります。

「A社は常に上位に掲載させているから儲かっていると聞いた」なんて話をする方もいらっしゃいますが、そもそも、そのA社は本当に儲かっているのかなんてわかりませんよね。

儲かる方法を簡単に口にするとも思えませんし、もし仮に上位掲載しているがために儲かっているとしても、リピートを増やす施策をしていたり、商品単価が高くなるような施策をしていたりと、”自社よりも1件のコンバージョンの価値”が高いのかもしれません。

また上位に掲載させるためにはクリック単価(入札価格)を高くするだけではありませんので、上位掲載=クリック単価が高い、というわけでもありませんよね。

広告の品質が高くて上位掲載出来ているのであれば、自社とA社では同じ掲載順位であっても1件あたりの獲得コストが違うなんて事もよくあります。

A社に負けたくないからと無理に掲載順位を上げた結果、費用対効果も悪く、やればやるほど赤字になるというのでは、全く意味がありませんよね。

競合他社を意識するというのは非常に大切な考え方なのですが、競合他社ばかり見ているのも非常に危険です。

きちんと自社のアカウントの現状を考えた中で、ターゲットを見定めてつつ時にビジネスモデル(収益モデル)も見直しながら、自社に合ったリスティング広告の運用をしていく事が大切だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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