1ページ完結型のランディングページにするかどうか

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

リスティング広告を運用する際に、「リスティング広告用に1ページ完結型のランディングページは必要ですか?」と質問をいただくことがあります。

いろいろと意見の分かれるテーマだと思いますが、私自身、「必ずしも必要ではない」というように考えています。

もちろんランディングページの構成や作りによって、かなり変わるのだと思いますが、1ページ完結型のランディングページを作って広告を出すメリットは、「商品の訴求がしやすいこと」に尽きます。

売っていきたい商品にスポットを当てたランディングページにしても、ターゲットを絞り、そのターゲットに向けたメッセージを伝えていくランディングページにしても、商品の訴求がしやすくなりますので、キーワードの選定や広告文の設定を適切におこなう事で、高いコンバージョン率を獲得出来る可能性が高まりますよね。

また1ページ完結なので、「他に目移りさせずに目標(コンバージョン)まで誘導できる」という点も1ページ完結型のランディングページのメリットでもあります。

ユーザーから見ても動線がハッキリしているので、ある意味優しい設計ではあります。

このように考えると、1ページ完結型のランディングページは作っておいたほうが良いのではないかと思ってしまいますが、そうではないケースもあります。

例えば、「ターゲットが少し幅広く設定してあるケース」や、「数多くの商品を見せていかなければいけないケース」など。

「ターゲットが少し幅広く設定してあるケース」と「数多くの商品を見せていかなければいけないケース」を分けて書きましたが、この2つには共通する部分が多々あります。

具体的に例を挙げると、PCを売っているECサイトの場合、ユーザーが欲しいと思っているパソコンがある場合もあれば、具体的に欲しいパソコンが決まっていないユーザーもいますよね。

具体的に欲しいパソコンが決まっていないユーザーからしてみると、一つの商品に対してのランディングページを見せられるよりも、多数の商品を見比べることが出来るサイト型のページを見たほうが良いですし、離脱の防止にもなりますよね。

他店の商品と比べられるくらいなら、自分の店舗内で商品を見比べて、その中から買ってもらったほうが良いはずです。

また、ウェブサイトの改善をしていく事を考えると、1ページ完結型だと「得られる情報量が少なくなる」というデメリットもあります。(これをデメリットと考えるかどうかはそれぞれですが)

他のページ遷移やどのページを見たかで追加するコンテンツを決めていこうと考えている人にとっては、1ページで完結してしまうランディングページでは、このような情報を得ることが出来ませんので、1ページ完結型ではダメだ、と思ってしまうかもしれませんね。

このように1ページ完結型のランディングページは「ケースバイケース」でどのように広告を展開していくのか、ターゲットは誰なのか、などで変わってきますが、いろいろと試してみるのも良いと思いますので、1ページ完結型のランディングページとそうでないランディングページでA/Bテストしていくなんていうのも面白いかもしれませんね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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