広告除外地域設定の活用法

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リスティング広告には様々なターゲティング設定がありますが、その一つに「地域配信設定」があります。

この地域配信設定とは、通常、キーワード検索をしたユーザーに対して広告が配信されるのに対して、地域配信を設定した場合、その地域内で検索をしたユーザーやその地域に興味を示しているユーザーにのみ広告を配信する事が出来るというターゲティング設定で、Yahoo!プロモーション広告、Googleアドワーズ共に、都道府県レベルはもちろん、市区町村レベル(設定できない地域もあり)でも細かく設定する事が出来るので、商圏のある実店舗の来店促進用はもちろん、様々な業態でも地域配信設定を活用する事が出来ます。

この地域配信設定について、地域配信とは別に広告の「除外地域設定」というものもあります。

その名のとおり、”広告配信を除外する地域を設定するターゲティング機能”の事ですが、「地域配信設定をした場合、指定しなかった地域が自動的に除外地域になるのではないの?」と思う方も多いと思いますが、その認識でほぼ間違いはありません。

では、なぜ「除外地域設定」というのがあるのかというと、設定がより簡単になる、というメリットがあるからです。

例えば、東京都内をターゲットとした広告を出そうとした場合、地域配信設定で”東京都”だけを選択すれば良いのですが、「東京都内がターゲットだけれども、その中で文京区と台東区だけ広告配信をしたくない」とした場合、地域配信設定だけで設定をする場合には文京区と台東区を除いた21区+市部をターゲティング地域として設定していかなければいけません。

ですが、この除外地域設定を使えば、”「東京都」に広告配信、「文京区」と「台東区」に除外設定”という作業だけで済みます。

やったことのある方であればわかると思いますが、地域配信設定は一つ一つ設定していくのは結構骨の折れる作業で、例に出したような「東京都内の2区だけ除外」なんていうケースは比較的簡単なほうで、全国で配信地域を細かく設定していくとなると結構大変です。

そのような時には、この除外地域設定も合わせて使っていくと非常に便利ですよね。

ただ、このような設定をする際の注意点として、個別に広告配信地域を設定した時のように、地域ごとの入札調整率を細かく設定する事が出来なくなります。

地域ごとの入札調整率は、例えば東京都内でも、新宿区と渋谷区は入札調整率を+200%などと、地域ごとに入札額に強弱を付けることが出来る設定ですが、例のように”「東京都」に広告配信、「文京区」と「台東区」に除外設定”というようにやってしまうと、広告配信地域が一括で管理されてしまいますので、地域ごとに細かく設定したいという方は、除外地域設定を使わずに、一つ一つ個別に設定をしていく必要があります。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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