アクセス解析の基準値とは

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リスティング広告でアクセス解析の数値を活用されている方も多いと思います。

リスティング広告からの流入がどの程度効果的なものであったのか、広告のリンク先に指定しているランディングページの効果はどうなのか、改善策はどのようなものが考えられるのか、というように、効果を測定し、その結果からユーザー像を想像しウェブサイトやランディングページの改善に活用する事が出来ます。

無料のものだとGoogleアナリティクスが主流ですが、最近ではYahoo!もYahoo!プロモーション広告の広告主向けにアクセス解析が提供されていますので益々アクセス解析の注目度も上がっているのではないでしょうか。

このアクセス解析ですが、参照する事ができるデータがたくさんあり、どれを見たら良いかわからないという方も多くいらっしゃいます。

また、自社のサイトの数値がどれくらいのパフォーマンスを叩き出しているのか、比較する高のウェブサイトのデータを見た事がないため、わからないという方もいらっしゃいますよね。

そういう方の為にアクセス解析で参照する事ができる数値にはそれぞれ「基準値」というものが設けられています。

例えば直帰率はこれくらいであれば問題がなく、これ以上だと改善するポイントになる、というような数値ですので、一度自社のウェブサイトの数値と照らし合わせてみても良いかもしれません。

■アクセス解析の基準値
・平均PV:3~8PV
・平均サイト滞在時間 3分~5分
・直帰率:40%~60%

平均PVに関しては、あまり多すぎても問題がある(ユーザーを迷わせている可能性がある)ので、3~8PVが適切だと言われています。

ただ、リスティング広告を運用している場合、1ページで完結するランディングページを使っている事もありますので、そういうケースはもちろんこの限りではありません。

ECサイトでは、ユーザーが検索をするキーワードによって、広告のリンク先を変えていると思いますが、例えば大カテゴリキーワードではウェブサイト内で比較検討してもらうため、PV数は多めになる傾向があり、小カテゴリや商品名決め打ちのようなキーワードであればPV数は少なくても問題無いと思います。

平均サイト滞在時間も平均PV数と同様に、長ければ良いという訳ではありませんし、コンテンツにかなり左右される部分ではあるため、参考程度に・・・。

直帰率は低いに越したことはありませんが、先程の平均PVと同様に1ページで完結型のランディングページを使っている場合はこの限りではありません。

直帰する=ターゲットユーザーではなかったと考える事ができるなら、リスティング広告では「ユーザーが探しているページに誘導出来ているのか」という事を確認する数値としても使う事ができます。

いかがでしたでしょうか?

この基準値というものは、あくまでも「基準値」であり、この数値を下回っているから必ずしも悪いというものではなく、ウェブサイトのの作りやランディングページでの見せ方によって変わってきますので、基準値を鵜呑みにするのではなく自分なりの基準を設ける事も大切だと思います。

ただ一般的な数値としてこの基準値を知っておくと今後のウェブマーケティング活動における指標にする事が出来るので、一応憶えといた方がよいと思います。

またECサイトでは、ウェブサイトは実店舗で言うなら、いわば「接客」の部分ですよね。

お客様に来店してもらった際、きちんと商品が選びやすいように陳列してあるか、商品説明出来る販売員を配置しているのか、という事がこういったアクセス解析の数値で把握する事が出来るので、ただ、良かった/悪かったという見方をするのではなく、あまり良い数値でなかったら、自社のウェブサイトには何が足りないのか?という事をきちんと考えなおしていきましょう。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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