過去の良い例がそのまま当てはまるとは限らない

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リスティング広告のご相談をいただくときに、「ウチの業界のリスティング広告をやったことはありますか?」と聞かれることがあります。

今までにやったことのある業種・業界であれば、「やったことがあります」と答えますが、もちろん、やったことのない業界もあるので、その時には素直に「やったことはありません」、「初めてです」とお答えしていますが、このとき、”今まで経験がある”と答えるとホッとした表情をされたり、逆に”今まで経験はない”と答えると不安そうな顔をされる方がいらっしゃいます。

広告主からすると、「今まで経験がある=成功例を持っている」と思ってしまうのか、代理店に任せる場合、自社の業界のリスティング広告をやっていたかどうかをすごく気にされますよね。

ただ、仮に、その業界のリスティング広告を運用した経験があり、以前は成功もしているからといって、その成功例のとおり、同じことをやれば同じように成功するのかと言ったら、それは必ずしも当てはまるわけではありません。

「キーワード選定から広告文、キーワードの入札価格やターゲティング設定など全て同じに設定すれば、同じようなリターンが得られるのではないか?」と思っている方がいらっしゃるのかもしれませんが、全く同じにしたからと言って同じような成果が得られるわけではありません。

同じ業種・職種であっても商圏の違いがある場合もありますし、”売り”となる部分もそれぞれです。

商圏や”売り”が変わればターゲットも微妙に変わってきますよね。

ターゲットが変わればキーワード選定や除外キーワードも変わってきますし、広告文やターゲティング設定も変わります。

また同じ業種であっても、ウェブサイトや広告のリンク先の内容まで同じなんてことはあり得ませんので、同じことでもユーザーへの伝わり方が変わってきます。

このような状態であれば、過去に成功した時に良かったキーワードが今回はダメだったり、前回はダメだったキーワードが今回は反応が良かったりなんてことも十分あり得ますよね。

なので、過去に同じ業界のリスティング広告で成功をしているからと言って、それが今回も当てはまるとは限りません。

ただ、リスティング広告の運用をする時には、その業界の動向や過去の事、どこがどれくらいシェアを持っているのか、とか、どこが何に強いのか、何を訴えてきているのかなど競合他社の事などを色々と調べるため、そういった予備知識があるという点では過去その業界のリスティング広告をやったことのある人は強いかもしれませんね。

そういう意味では、過去に経験のある人に頼むというのは手段の一つだと思いますが、「成功例をそのまま」というように考えている方がいるのであれば、それは必ずしも成功するわけではないという事を考えておいたほうがいいと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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