あまり比較検討しないケースもある

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このコラムでも過去に、「リスティング広告は比較検討しやすい広告」だとか、「検索ユーザーは常に比較検討しているので、その事を意識するように」といった事を書かせていただきました。

これは正解だといえば正解なのですが、間違いだとも言えると思います。

これも全てにはあてはまりませんが、この「比較検討」とはリスティング広告上の話であり、全てのユーザーが複数社に声を掛け見積もりを取っていたり、条件を聞き出したりするという意味での比較検討はしないケースも多々あるのではないか、という事です。

例えば、BtoBのビジネスをおこなっている場合、自分の事でもありますが、”会社の代理として”検索をしているため、「会社のために少しでも費用が安いところ」だとか、「会社のために少しでも条件の良いところ」というような感じで検索をしていきます。

こういった例では、ある程度条件が決められている場合もありますし、そもそも相場がわからなければ、何社か相見積もりを取って、その中から絞り込んでいったりと「比較検討」をして最終的な発注先を選定していきますよね。

ですが、BtoCの場合、具体的には”自分で戸建の注文住宅を建てようと考えているとき”などは、このような比較検討をしないケースがあります。

もちろん、相場を知りたいだとか聞きたい事はありますが、相場などはお問い合わせまでしなくても、検索で調べればある程度把握出来ますし、何社も声を掛けて何社も同時に交渉をしていくというのは、思っている以上に気力体力を使う作業になります。

それを、仕事の合間や休みの日にしなくてはいけないというのは、なかなかハードルが高い事ですので、出来れば、最初に「あ、ここいいな」と思ったところで話を進めていきたいという事が本音だと思います。

「家を買う、建てる」という事は、人生において何度もあることではありませんので、慎重に、何件も探し回って比較検討をする方も多いと思いますが、必ずしも皆が皆、そうではありません。

先程も書いたように、本音では何社も声を掛けずに1社だけで話を進めていきたいと思っていると思いますので、そういったユーザーに選ばれるための施策を考えておくのも良いかもしれません。

キーワード選びも重要ですが、広告文での訴求の仕方/伝え方にも気を使っていかなければいけませんし、出来るだけ上位の掲載順位に広告を表示させておく事も非常に重要な事だと思います。

一般的には、「ウチの業界は何社も相見積もりを取って、その中から選ばれるんだ」と思っていても、そうではない場合もありますので、一度自社で扱っている商品やサービスを思い浮かべ、”ユーザーの本音はどこにあるのか”を考えて先回りして施策をしていくという事も考えてみてもよいと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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