ウェブサイトの改善が先か?リスティング広告が先か?

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

たまに、”「アクセス数を増やせば売り上げが上がる」は間違いで、ウェブサイトの改善を先にしてからでないと、成果が上がらず、リスティング広告費も無駄になります”とおっしゃる方がいらっしゃいます。

これについて、反論するわけではありませんが、逆の意見として「ウェブサイトの改善やリニューアルをするならば、リスティング広告を先にやったほうが良い」という考え方もありますよね。

もちろんケースバイケースなのですが、例えば、ウェブからの売り上げを上げたいと考え、一応、ウェブサイトは持っているが現段階ではウェブサイトから売り上げはなく、リスティング広告もやったことがない、という方がいたとします。

この状態で”ウェブサイトの改善”や”リニューアル”をした場合、顧客やターゲットユーザーを見直し、一から仮説を立ててウェブサイトの改善をしていくと思いますが、そうするとかなり大変ですよね。

ウェブサイトの制作を外注している方であれば、その制作や改善には当然費用もかかってきますし、打ち合わせを重ねたりするために、時間も労力もかかります。

しかも、最初に立てた”仮説”というのは、あくまでも”仮説”なので、仮説がハズレるなんてことはよくあることですし、仮説がハズレてしまったら、改善やリニューアルをしたとしても成果が上がらないということにもなりますよね。

一方、ウェブサイト内の改善ではなく、”まずリスティング広告から始める”という場合、リスティング広告を使う事により、アクセス数が増えるのはもちろんですが、キーワードを自分たちで選定する事が出来るので、ただのアクセスではなく、”ターゲットからのアクセス”を集めることが出来ます。

今まで売れなかった原因が、「ターゲットユーザーが訪問していなかっただけ」というのであれば、ターゲットからのアクセスが集まる事で、売れなかったウェブサイトから売れるようになっていきますし、仮にそれで売れなかったとしても、「ターゲットユーザーがウェブサイトにアクセスした結果」が残りますよね。

ウェブサイト内にユーザーが抜けだしてしまう”穴”があるならば、そこを塞いであげたら売れるようになるんじゃないか、すぐに離脱するユーザーが多いのであればキャッチコピーを変えてみたら結果が変わるのではないか、など、数値を元にある程度根拠のある仮説を立てていく事が出来ます。

自分のビジネスの事になると、どうしても”売り手の目線”で考えてしまう事が多くなるので、「買い手にはその良さが伝わらない」という事がよくあります。

なんの数値やデータも参照せずに、頭の中だけでユーザーの仮説を立てて改善やリニューアルをしていくと、どうしても売り手目線になってしまいがちですが、ターゲットユーザーがウェブサイトを訪問し、動いた記録があるならば、そういったデータを参照しながら仮説を立てていったほうが間違いは少なくなりますよね。

もちろん、リスティング広告は広告なので、”広告費”がかかります。

成果が出ないとわかっていながら、広告費を使うという事に抵抗がある方も多いと思いますが、ウェブサイトの改善やリニューアルをして、良い結果にならなかった場合、その広告費以上に費用がかかってくることも考えられますし、第一、今までのウェブサイトへの流入ユーザーを把握していないのであれば、リスティング広告を使って成果が出ないとも言い切れません。

結果としてどちらが良いかなんて、やってみなければ誰にもわからない事だとは思いますが、こういった考え方も参考にしてみても良いのだと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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