広告予算を変えずに、予算不足を解消する方法

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方, 指標の改善 タグ: , パーマリンク

リスティング広告を日々運用するために、毎日管理画面でチェックをしているという方も多いと思います。

どこか異常はないか、どこか改善策は無いかと、様々な数値を見ながら運営しているかもしれませんが、たまに、ステータスのところに「予算による制限」というアラートが出てくることがありますよね。

これは設定している1日の予算が少ないために、広告の表示が抑えられている、というアラートで、要は「もっと予算を上げろよ」という意味のものです。

この予算が足りているのか、それとも不足しているというのは、予算によるインプレッションの損失率などでも確認する事が出来ますよね。

もし予算によるインプレッションシェアの損失率が高く出てしまった場合、その解決策として、「キャンペーンの一日の予算を引き上げる」というのが一番早い解決策だと思いますが、1日の予算って、”足りないから引き上げよう”というような簡単なものじゃないですよね。

1日の予算の決め方というのは、月間予算を決めた中から、その月間予算の÷30(日)をして、決める事が多いと思いますので、そうすると大抵の場合、最初に設定していた金額がマックスだという方も多いのだと思います。

そうすると、1日の予算を上げたくても上げられない・・・→何もできない、という事になってしまいます。

この1日の予算が不足してしまったという時、広告予算を変えずに予算不足を解消する方法としては、以下のようなものがあります。

・配信地域や時間などを絞る
・キーワードの入札価格を下げる
・配信するキーワードを絞り込む

地域ターゲティングや時間ターゲティングなど、広告の配信場所を限定する事で、予算不足問題を解決する事が出来ます。

例えば日本全国で広告配信していたものを東京都だけにすれば、東京都以外の地域で使っていた予算を集中する事が出来るので、その分、東京都内での表示回数は増やすことが出来ます。

キーワードの入札価格を下げることも、結果として予算不足を解消するための方法の一つとなります。

クリック単価が下がれば、1日の予算が同じだったとしても獲得できるクリック数は増えるので、予算不足を解消する事が出来ます。

ただ、入札価格を下げると、広告の掲載順位が下がる可能性があります。

掲載順位が下がると、広告のパフォーマンスに影響が出る恐れもありますので、その点は気をつけなければいけません。

また、あまり入札価格を下げすぎると、広告が表示されなくなってしまったりする恐れもありますのでその点も注意が必要です。

配信するキーワードを絞り込むのも、予算不足を解消する方法の一つになります。

入札しているキーワードの予測数や過去の実績に応じて、インプレッションシェアの損失が出たり出なかったりするので、入札キーワードを減らすことで、それらを解消する事が出来ます。

入札しているキーワードの効果を測定し、あまり効率のよくないキーワード、結果の出ていないキーワードへの出稿を辞めることで予算不足が解消されていきます。

以上です。

最後に、もちろん、これも考え方で、業種・業態・どんなサービスを売っているのかなどによって変わってくるのだと思いますが、「1ヶ月の広告予算を30日に渡って使わなければいけない」と決められているわけではありません。

予算不足による機会損失は想像以上に大きいなと実感しているので、極端な話、それでコンバージョン数や獲得コストなどの目標数をクリアできるならば、1ヶ月の予算を1日で使い切ってしまっても良いではないかと、個人的には思っています。

今回の記事は「予算不足を解消する」というテーマでしたが、まずは何よりも、「目標を達成する」とか「成果を上げる」という事を一番に考えていかなければいけないと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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